山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

イヌビワの実る頃

今朝のこと、バトンと「さて散歩に出よう」と一歩外へ踏み出した途端に降り始める大粒の雨(-_-;)

「天気予報当たるなあ」と言いつつ、そのまま散歩に出たんですけどね。

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昨日まで昼間は30℃近い猛暑だったのに、今朝はもうすっかり秋の気配に塗り替えられてしまいました。

今朝の気温は20℃とかですもん、実際に10℃も違うんですから身体がびっくりしてしまいます。

道に落ちている葉っぱも黄色くて、秋の訪れを感じました。

 

上の写真↑でバトンが拾い食いしているのは「イヌビワ」です。

イヌビワとは↓

ja.wikipedia.org

「ビワ」と呼ばれてますが、実際の実は味も形も「いちぢく」にそっくりで、「小粒のいちぢく」という印象の食べられる野生の木の実です。

 

イヌビワは完熟すると青黒く実って、いちぢくと同じ味がします。

もちろん、人も食べることが出来て、お好きな方はコレでジャムも作られたりしますよ。

子供の頃はよく山でこのイヌビワをとっては食べてましたねwおとなになった今は食べてないです。食べるのはバトンだけ。

バトンは散歩中、人様の庭先から路上に落ちてきた熟柿とかこのイヌビワを拾い食いするのを楽しみにしているのです。

 

でもこの冷たい雨とイヌビワの完熟は、確実にいつの間にかやってきてた秋の訪れをワシに教えてくれたのでした。

…衣替えしなきゃ駄目ですか(昨日までノースリーブを着てた人)