山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

kotoba最新号が届く

つい先程、Amazonで注文してた本が届きました↓

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集英社から出ているクオータリー(季刊誌って事?)kotobaであります。

今までこんな本が出ていること、全然知らなかったんですが。

今まで2021年度は、すでに3号出てまして、その特集は「司馬遼太郎」「将棋」「ザ・ビートルズ」だったんですね…

ワシがおそらくは絶対に買わない特集のラインナップであります(;^ω^)

 

最新号の特集は「ニンゲン拡張はネオ・ヒューマンを生むか?」で、ありますよ。

う~~んこの(-_-;) なんでしょうな…パラリンピックを当て込んだ特集ですかな(穿った見方)

ま、この特集↑だって、おそらくは普通のワシだったら買わないんですよ。

それもこれもステルス事、平沢進のインタビューが掲載されているからですよ、買った理由は。

 

そもそもステルス事平沢進、その発言を雑誌等のインタビューで読むことは極稀でありまして。一番本人の言葉を直接聞ける機会は、ご本人が毎週水曜日を除くほぼ毎日、21時になると降臨してきて、ファンとあすんでくださる60分間なんですよw

 

たまに雑誌にインタビューが掲載されていても、いわゆる普通の「音楽雑誌」ではないんですよね。

先々月リリースされたインタビュー掲載誌は、FILTERというシンセサイザーの使い手と歴史を紐解く雑誌でありました。ほら、いわゆる普通の音楽雑誌じゃないwですね。

 

音楽業界とは一切の縁を切り、CDのディストリビュートも通常のルートを通らず、

基本本人の公式サイトがファンに直販するというシステム\( ˊ̃˒̫ˋ̃ )/なので。

音楽雑誌がレコード会社からお金を宣伝費として貰って「アーティストのインタビューや記事、レコード評を載せてやる」というビジネスから外れちゃっているんですよね…

 

一昨日だったかな?日経新聞の夕刊文化欄にアルバム「BEACON」のレビューが掲載されていたそうですけど(該当記事の写真がツイッターに貼られてたので読んだのですけど、かなり素直に褒めてあった)

万が一、コレを読んで「平沢進の新作が欲しい!」と思ったところで…

タワレコも近所にないし、ネットを使わない人にとってはアルバム入手の手段が果てしなくゼロに近いというこの現実…(でも、公式サイトではハガキでも買えるように手はずは整えられているんですけどね)

 

そんな平沢進のkotobaに於けるインタビュー記事を読んで爆笑に次ぐ爆笑でありました。

ふふふ、ステルスさすがだわ、こうこなくっちゃ。

かっこいい\( ˊ̃˒̫ˋ̃ )/

 

おそらくは編集側は「たった一人で身体拡張とも言うべきマシンを駆使してのライブを敢行している平沢進に聞けば、ネオ・ヒューマンに関する新しい見解が聞けるはず!!」

と期待してインタビューしたのでしょうけれど…

普段の発言も知らないのにうかうかとこんなインタビューしにきて、結果、雑誌の趣旨とは間逆な発言が大いに引き出されることとなり、編集の人、大やけどした予感がありますな…\( ˊ̃˒̫ˋ̃ )/

(マジレスすれば、インタビューがとてもおもしろいので、雑誌の趣旨に反してようが、雑誌が売れれば文句ないでしょうよ)