山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「BEACON」 まとめ

というわけで。

言いたいこと、書きたいこともあらかた3日かけて(;^ω^)書き終わったので、ついでに今回のアルバムの全体像の感想も書いて「まとめ」ておきましょうね。

 

えー。なんと言うか。

今までなんとなく疑っていた?新作への不安?が一気に払拭されたと言うかw

「やっぱ、ステルス、すげーー」(語彙力を失う)でありました。

これはもう、大阪に24曼荼羅公演を見に行ったときも感じたことだったんですけどね。

 

いやもう、正直、陰謀論とかQなんとかとかもう、圧倒的に消し去る勢いで、

「ステルスはステルスのままで圧倒的に素晴らしい」んですよ。

本物の才能、本物の芸術の泉。

気持ちの悪いレスつけるフォロワーをブロックするとか(;^ω^)

突然、わけわからんことを熱心に言い募ってきて怖いとか(;^ω^)

あれこれ言われてますが、実はワシはそんなには気にしてなかったんですが(ほら、「出戻り組」だから、もともとどーいうヒトか知っているし、そもそも、ブロックも言い募る気持ちも十分理解できてたので←つまりワシですらやりかねないってレベルの話ですが)

今回のアルバム「BEACON」は、「歌もの」という面が強いし(いろんなスタイルの歌唱法が投入されている)

歌詞には明確なコンセプトが出ているし。

長い物語のような、音楽劇を見ている気にもなるし。

ステルスがひたすら普段から言い募っている事がそのままストレートに出ているので、「今の平沢進」がどんな状態なのか如実に伝わってきます。

まさに「裸一貫男一匹」状態ですよw

 

おそらくは…自分自身の音楽生活は実りの季節を迎えてて、その収穫をどうするのか、どうオマエタチに還元するのかを実践してみせたアルバムという気がするのです。

 

ステルス67歳のほとばしる才能、新たなる挑戦、組めども尽きぬインスピレーションとイマジネーション、こんなものをワシはこの歳(60歳)で受け取ることが出来るなんて。

いやー、半世紀ほどロックファンやってて良かったですよ本当に(^o^)

 

新しい扉を開いて、新しい挑戦を新しい世界を見せてくれる素晴らしい音楽。

しかもそれが、このCDが売れない時代において、異様なまでに(-_-;)ものすごく売れているという現実。

ジャニーズが席巻する売上ランキングに紛れて新譜「BEACON」も堂々上位にランクインしてて、「これじゃ平沢進は(売上的に)実質ジャニーズ」とか言われてましたがw

「ロックは若者の音楽」と言われて久しいですが。

日本で若くしてロックに目覚め、日本のロックミュージックとほぼ歩みを同じにしてきた67歳男性が見せてくれる、聞かせてくれる「今の最新のロック」を我々は喜びを持って迎え、味わい尽くすのが礼儀でしょう。

 

本当に素晴らしい、意欲的な新作をありがとうございます。

どんどん聞き続けてって、新しい発見や新しい感動を体験していくことになると思われます。

ニンゲン、自分の無意識に潜るってとても大切なことなのだなと教えられもしました。まだまだこのアルバムで長く冒険ができると感じています。

ステルス・メジャーに本当に心から感謝を。大好きです。