なんでこのタイミングなのか?はよくワカラナイのですが、ある日突然、こんなCDがリリースされまして↓
ワーナー・ミュージック・ジャパン在籍時代のP-MODELのベスト盤であります。
懐かしいですね、ワシが19歳の頃に聞いてたアルバムがリマスタリングされて音も良くなってお手頃価格でベスト盤としてリリースされるなんて。
長生きはするもんですw
この頃のP-MODELはXTCの前座で一緒にツアーを回ったり、ヴァン・ヘイレンの前座で日本武道館とかでも(全7日間帯同)演奏してました。
当時はこのP-MODELのデビューアルバム「IN A MODEL ROOM」とか聞いて、
「音が悪いな…」という印象でした(すまん)
二枚目の「ランドセル」も音が良くなかった記憶…
三枚目の「ポプリ」は前の2枚に比べたら音は良くなったけど、あまりにも世界観がダークすぎて、「テクノってもっと軽いもんだと思ってた」当時のワシには衝撃が強すぎましたよね…
んで、この「IN A MODEL ROOM」「ランドセル」「ポプリ」という初期P-MODEL三枚のアルバムから19曲をチョイスしてあるのがこの「P-TRICK PLAN」なんですけどね。
まー音がいいです!
感動のあまりクソでかヴォイスになってしまうほど、音がいい。
当時、この音質で聞いてたら、多分、もっとP-MODELが好きになったと思いますよ(当時はMOON RIDERSとヒカシューのファンだった)
音が整理され、洗練され、各パートが鮮明に聞こえてくる、ただコレだけで新鮮な感動です(ワシは手軽に感動できる体質)
少し前にストーンローゼズのデビューアルバムのリマスタリング盤を聞いたんですけどね、これがもう全然なっちゃない!て感じだったんですよ。
あのアルバムは、霧の中でとおに失われた60年代のロックの音を手探りに見つけようとしてるあの感じがすごく良かったのに。
リマスタリングで霧をとっぱらってみたら、なんだか面白くもないうすっぺらいフツーの音楽になってしまったというすごく残念なできだったんですよw
だからこの「P-TRICK PLAN」リマスタリングの方向としては大正解だと感じます。