山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

まだ落ち穂を拾っている…

このアーカイブ、もう配信期限いっぱいまで何度でも繰り返し見ますからね!(宣言)

そして見てて思うのは、「パフォーマー平沢進」の素晴らしさですねえ。

音響もミキシングも完璧ではなかったのに、66歳(前期高齢者!)、綱引きのぶっとい綱は牽いて見せてお得意の「やっちゃ場担ぎ」もかくや!な肉体労働スキルも披露するし(しかも縄がたわんでるのw)、優雅な舞踏家大野一雄のような自撮り棒つきカメラの舞いはあるし、ラストのチェインソーではファンの情緒を破壊しまくってしまうし。

まったくもう、めちゃくちゃ八面六臂の大活躍ですよ。こんなご老人、世界中探してもなかなかおられませんわね。

 

なんたって演奏やアレンジも素晴らしいものがあったし(「狙撃手」「DUNE」「Switched on Lotus」「生まれなかった都市」等など)

最初から最後まで「喉からCD音源」と言われるいつもの絶好調の状態での歌声は数曲しか披露されませんでしたが、やっぱり有料配信は大正解でしたね、贅沢なひとときを楽しませてもらっております。

 

名曲「アディオス」での、「荒んでもキミはまだキミ」の歌詞が「畳んでもキミはまだキミ」になってしまった「生歌ならではの歌詞間違い」もご愛嬌でした。

(確かにその瞬間は、「…そこで畳んじゃうんだ…」と一瞬驚きましたが)

「現場の雰囲気でとっさに歌詞を書き換えたんだよねえ…」(´∀`*)ウフフと馬骨なら擁護するでしょうよ。

 

セットチェンジや次の曲への「つなぎ」に使われる「出囃子」と呼ばれる、「この日のライブのために特別にステージで使われるイントロ」も素晴らしかったです。

平沢進にはこの「出囃子」を集めた音盤があるくらいですよ↓

※「LIVEの方法2 導入のマジック」https://susumuhirasawa.com/special-contents/release/the_method_of_the_live/

 

あと、平沢進のライブグッズでワシが感心したのが「メモリアル・パッケージカード」というものです。

ライブ用に新アレンジされた楽曲数曲とライブの動画、写真などが後々ダウンロードできるようになっているんですね。

これはファンなら嬉しいですよね。