山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「平沢進偉人伝」を見る

昨日、ツイッターで話題になってたこの動画↓

有名人を漫画で紹介する動画らしいのですが。

一応、史実に忠実に偉人伝風?に作ってあって、「たしかにそれはそうなんだけど…」と微妙にもにょりつつみてしまうのはいかがなものなのかw

 

基本、平沢進が「笑顔」なのがものすごい違和感です(;^ω^)

平沢進と言えば…基本、「無表情」(おそらくはご本人が、「無表情こそがテクノである」と思っているのではないかしら?とワシは疑っている)じゃないですが。

自分の弱みを(死んでも)人に見せたくないというのが信条の「イカニモ昭和な男」の部分がある人だとワシは思っているのです。

 

「男が泣くのは人生に二度でいい」とか昭和の頃はよく言われておりました…

その事を思い出させてくれる御仁であります。

だから当然、人前に出たときもなるべく笑顔は出さないようにしてて、思わず笑っちゃった時は扇子やポストカードで顔を隠してしまうほど。

ライブ中もとっさに後ろを向いて笑ってたりされてますよね。

まあ、それくらい「笑ったら負け」と思っているような方なので、この動画の「基本ほほえみ」な表情がどうにもこうにも違和感なんですな(;^ω^)

 

一応史実に沿っているとは言え、平沢進少年が引いているのがアコギだったり(進少年はエレキの「テケテケテケテケ」という「クロマチックラン」の音に衝撃を受けて音楽に目覚めるわけですから、最初に抱えたギターはエレキなんですよ)

友人の軽率な一言がきっかけで進少年は大人のバンドに11歳で参加してセミプロとしての活動を始めてしまい、子供ながらにバンドマンとしての道を歩みはじめたので大人に珍しがられてキャーキャー言われたり。確かに、この動画で描かれている事は、「話としてはそのとおり」なんですが、微妙に絵柄が今風のウェイ系なんで、「いやいや当時はこんな人はいなかった」的なツッコミを入れざるを得ないという…w

 

音楽をやめてしまってモトクロスのライダーをやってた頃も何故か進少年のバイクがモトクロスじゃなかったり、ギターを抱えても右利きだったり左利きになってたりw

 

ちなみに同じシリーズでベビメタちゃんもあったので、見てみましたが…

「確かに話の概要は間違ってはないけど、なんか大事なことを描いてない気がする…」という印象を持ちましたよ。

まあ、紹介動画だからこの程度で良いのかもしれませんけどね。

でもこの動画が元で「この人の音楽をもっと聞いてみよう」とはあまり思えないような…(゚∀゚)