山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

お茶にしましょう

今から30年ほど前のこと、某デザイナーさんが余技としてセレクトショップを出されてまして。

当時のワシは平尾に住んでましたので、そのお店は薬院にあって近所でしたので、毎日のように遊びに出かけておりました。

 

このお店では、ものすご審美眼を持ったデザイナー兼コレクターのNさんが、世界中から集めたキンキンに尖った洗練の極致みたいなデザインの品々が売られておりまして。

古舘伊知郎が結婚するときにこのお店で一式色々揃えたりなさってましたね(今、思い出した)

 

ワシは当時からビンボーでしたので、そんなにしょっちゅうは色々買えない。

でも気に入ったものをぽつりぽつりと買い集めておりました。

その後、子供が生まれたりで「このカップソーサーを割るのはもったいないな」と思い、食器棚にしまい込んでおりました。

 

でも、弐号機も社会人になった今、ワシは気がついたのです。

「今こそ、このコレクションが火を吹くべきなんじゃね?」とね(;^ω^)

 

しまい込んでいたものを色々取り出しては午後のお茶に使っておりますよ。

それでは順次、ワシのコレクションをご紹介しましょう↓

 

 

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レイモンド・ローウィがデザインしたミッドセンチュリーモダーンのエッセンスが凝縮されたようなデザインのカップアンドソーサー。

西ドイツ(当時)のローゼンタール社で製造されたものです。

レイモンド・ローウィと言えば、伝説のオールラウンダーデザイナーですが。

日本での彼の仕事は、タバコのPeaceのパッケージデザインとか、不二家ロゴマークが有名でしょうか?

 

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※コチラも西ドイツ(当時)のローゼンタール社で作られたミッドセンチュリーモダーンなデザインのカップアンドソーサー。

シリーズ名は不明w

でもこのフォルムと言い、薄い磁器の口当たりと言い、日に透かすと透ける葉っぱの模様のレリーフと良い。大好きなデザインです。

 

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※コチラもローゼンタール社が1962から1965年にかけて製造してたvariationというシリーズのカップアンドソーサー。

確か、黒い受け皿だったと思うけど、何故か見当たらなかったので、代用品で失敬

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※これは西ドイツ(当時)アルツベルグ社のカップアンドソーサー。

バウハウスデザインだったかな?1931年に作られたシリーズ…とかだった気がします(記憶が曖昧)

なんせ30年前に買ったもので、由来とかもよく知らず、気に入ったデザインのものを買ってたので、こんな事になっております(・_・;)

 

まだ色々あるので、気が向いたらまたアップしますね。