山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

電気スキレットでドライカレー

ヤフオクで落札して我が家にやってきた「電気スキレット
正式名称は「liquid core stainless steel electric skillet」って言いますねん。
これが不思議な調理器具で。
そもそもはアメリカのウェストベンド社が「インコア」というブランドで作ってたシリーズみたいですね。

日本でも80年代の半ばあたりに「インコア料理教室」ってのをよくやってまして。受講料は無料だったんですけど。
「お料理も教えてもらえてしかも試食まで出来るパーティ方式の教室」とは!?
「そこには一体、どんなからくりが??」と当時は恐ろしくて(知ってる人は知ってるが、ワシは用心深い)参加したことがなかったんですがw

つまりコレは、アムウエ○とかと同じで、「料理教室はフリーだけど、参加してるうちになんだか鍋を買わなきゃいけない雰囲気になる」みたいですね。
おそらくは、無理やり売りつけられるとかそんなことはないんでしょうけど。
かなり「お高い」(新品で8万円超)としか言いようにない価格の鍋を、無料の教室に通ううちになんだか欲しくなっちゃうみたいで、結局は買わざるを得なくなるってことなんでしょうかね。

製品はとにかく丈夫にできてまして、多重構造のステンレス鍋の中にオイルが閉じ込められております(つまり、オイルヒーターみたいに)
コンセントを繋げば66度〜210度まで自在に加熱することが出来て、コンセントを取りはずせば丸洗いもできます。
いわゆる「無水鍋」にコンセントが付いていると思ってください。

今でもアメリカでは、違う会社により同じ「料理パーティ」の方式で鍋が売られているようです(日本でも関西では、未だにこれまた別会社により同じビジネスが引き継がれて行われている模様)

まあ、電気スキレット便利なものですけど、8万円超だと「絶対買わない」ですな(;^ω^)
ところが、ほぼ新品の電気スキレットが3千円とかで売られてたら、「買おう!」ってなります。ワシはそんな女です。

無水鍋って使い慣れれば便利なもので。
水も油も使わずに、素材を生かした料理が簡単に出来ちゃうんです。
なのでこんなドライカレーも6分位で出来ます↓


※レシピは拙ブログ 2019年8月29日アップからどうぞ
フライパンで作るのと異なるのは、「電気スキレットの温度を上げて、小さじ1くらいのオリーブオイルを温めて、スパイス類を炒めた後、材料を全部入れて蓋をして5分加熱。
材料が煮立って沸騰してきたら電源を切って蒸し焼きにして出来上がり(超簡単)

コツは、「蓋をする時に、短冊形に切ったクッキングシートを一枚挟んでおく」ってところです。
コレをしておくと、鍋の温度が下がった後、普通は蓋が本体に吸着して開けにくくなるのが防げます。