山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

50年ぶりの久留米市美術館

と、言うわけで。
50年ぶりに久留米市美術館に行ってきました。
久留米市美術館になったのは2016年から。
それまでは「石橋美術館」という名称でした。
そう、「石橋」とは、ブリヂストンのこと。このブリジストンの創業者、石橋正二郎氏が自身の出身地である久留米市に1956年に寄贈した石橋美術館がこの久留米市美術館の前身なんですな。

ワシは子供時代に叔父(父の兄)が自宅の泉水(池)に放つための鯉を仕入れに久留米に出かけたのについてった際に、この旧石橋美術館を訪れてます。


※「そうそう、このだっさい彫刻越しの謎の噴水の風景!」と50年前の記憶が掘り返されましたw
当時はフリーに市民が出入りできる美術館前の庭にミロのヴィーナス像(当然レプリカなんだけど)が置いてあったのを見て、「コレをただで見ていいとかお金持ちは違うなあ」と思ったことを覚えてます。


※気温37度の炎天下 噴水のペリカンは健在でした。
「子供時代、なんでペリカンなんだろうと思って見てたけど、今見てもなんでペリカンなのかよくわかんないや」(50年後の感想)
この庭園は「イカニモ昭和のお金持ちが作った」て感じで、正直センスは感心しません。小便小僧とか堂々と正面に置かれてて、ついニヤニヤしてしまいます(昭和の人の小便小僧好きは異常)


※さて、中にはいると「しろくまのパンツ」の巨大立像(ぬいぐるみ)がお出迎えしてくれます。
絵本「しろくまのパンツ」
https://www.ehonnavi.net/ehon/87291/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%84/


※美術館の中にはこんなセットが組まれてて撮影スポットになってました。
内部には銭湯の湯船も作ってあって、パンダ柄の手ぬぐいを頭に乗せて「お風呂に入ってる」テイで撮影できます。
そしてここでは「パンダの真実」も明かされてて、パンダは実は目はサングラスだし、腕の黒はアームカバーで足はタイツだという事になってますw
(つまりパンダは白黒だと思ってるけど実はしろくまの変装?)


※弐号機が夜は博多駅に用事があったので、回り道して博多に寄って帰宅。
弐号機が「これ美味しいよ」とPabloのチーズティータピオカドリンクを奢ってくれました。