山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

昭和の生き証人

昨日、仕事から帰ってきてテレビをつけたら吉本の社長の会見生中継をやってたので、ついつい見てしまったのですが…
最初、地上波民放の中継を見てたのですが、CM入るしぶつ切りになるしw
「こりゃダメだ」ってんでAbemaTVでの生中継を見始めたんですが。

「そうそう、宮迫と亮くんの会見もAbemaで見たんだったな」と思い出しました。

昔はさー。
あさま山荘事件(※1972年2月19日から2月28日にかけて、長野県北佐久郡軽井沢町にある河合楽器の保養所「浅間山荘」[注釈 2]において連合赤軍が人質をとって立てこもった事件)とかね。
よく覚えてます。
小学生の頃、学校が終わって家路についてたら、小学校がある坂の下に住んでいるおばちゃんが、下校中のワシらに向かって、
「ハヨ帰ってテレビば見らんね。面白いのがありようばい」(早く家に帰ってテレビを見なさいよ。面白い事が起きているよ)
と言うので、急いで家に戻ったら、本当にすごい騒ぎが生中継されてたので、強い印象が残ってます。

でもまあ、このあさま山荘事件は世界的に見ても特殊なテロ?立てこもり??事件だったので、事件性の大きさや衝撃は全く違いますが。
「当時と今では世間がテレビに期待しているものの違い」を明確に感じてしまいましたねえ…
時代性と言いますか。
もはやテレビが今まで背負ってきたニュースの速報性とか伝播力、フットワークの軽さみたいなものを自ら捨て去っちゃったんだなあと思いました。

「今はネットがあるもんねえ テレビは旧態すぎるわ」との思いを今更、感じましたよ。

でもまあ、それよりも一番驚いたのは、まるっきり「悪い昭和の親父」の見本みたいな人が吉本の社長で。
しかも一向に使えないおっさんだったって部分でしたねえ。
52歳だって!ワシより7つも年下。
最近、「昭和の頃って温かいいい時代だったみたい。憧れるー」とか言うてる若者を見かけて驚倒してしまったのですがw(ワシは昭和の頃より今が断然、いい時代だと感じているので)
あのねえ、昭和の頃はあの吉本の社長みたいな感じの「悪い親父」がいっぱいいてねえ、セクハラパワハラモラハラやりたい放題だったんだよおおおおおお。