山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

主演俳優が発表される

電気グルーヴと同じく、今年結成30周年でその記念企画が目白押しのピロウズでありますが。
こちらはなんと、結成30周年を記念して、劇場映画を作るんですね。
「ロックバンドが!なんのために!!劇場映画を!作るのか!?」と最初は驚愕しましたが。

どうやらプロデューサーの人も、監督(兼脚本)さんも、主演俳優さんも、カメラ助手の人?も。
何故か、ピロウズに対して強い愛情を持っている人たちが集結しているらしく。
「なんだい、日本映画界にもちゃんと日本語ロック好きの人材がいるんじゃん」とε-(´∀`*)ホッとしたワシでありました。

そうしましたら、昨日、主演俳優の発表がありまして↓


岡山天音さんって若い俳優さんが主演なのだそうです。
「ん??どっかで見たことのある人??」と思ってたら、前のNHK連続朝のテレビ小説「ひよっ子」の中で、主人公と同じアパートに住んでいる二人組の漫画家の卵のベレー帽かぶってた方の人でしたw
二枚目とか長身かっこいいとかいうイメージじゃないところが、「一バスターズの人生を描く」って映画のテーマにとても合っている気がします(失敬)

主演発表の時に一緒に発表された皆さんのコメントがとても素敵なのでコピペしておきますね↓

【コメント】
●祐介役/岡山天音さんコメント
the pillowsさんの結成30周年を記念した映画『王様になれ』に主演の神津祐介役として出演できる事、光栄に思います。
先日、ライブに行かせていただき、the pillowsさんとファンの方たちの間の太い絆の存在を目の当たりにしました。
今回の映画がバスターズの皆様にとって更にthe pillows愛を深めるきっかけになってほしい、またthe pillowsさんに触れた事のない方たちにもしっかりと届く、深く根を張った作品にしたいです。
その為に、撮影チームのみなさんと映画づくりの日々を大切に積み重ねていきたいと思います。

●原案/山中さわおthe pillows)コメント
ロックバンドというのはシンプルなもので、レコーディングしてツアーを回る、ひたすらこれの繰り返しです。そんな活動を続けて秋には30周年を迎えることになりました。
ピロウズとはどんなロックバンドだったのか、それを後世にも伝える手段として映画を作りたいと思いました。
この物語を通じて「どういう人達に愛されたバンド」だったのか、そこに視点を置いて改めて伝えたいと思ってます。主演は岡山天音君!嬉しい!そして僕らを慕ってくれるミュージシャン達も本人役で多数出演してくれるので、幸せなアニバーサリー映画になると確信してます。

●オクイシュージ監督コメント
バンドのアニバーサリー映画と言えば軌跡を追ったドキュメンタリー、または実話に基づいたストーリーが常ですが『王様になれ』はバンド結成30周年を記念した完全オリジナルストーリー。これは前代未聞のことではないでしょうか。ピロウズ30年の重みと前代未聞のカップリングに背骨が折れそうな思いですが、強力なキャスト・スタッフ、そしてバスターズの皆さんと共に、草の根一本残らぬとこまで、持てる力を全てぶつけて挑みたいと思っています。


人生が順風満帆のお金持ちの人がピロウズ好きになるわけないもんねw←
挫折を知り、傷つき、ズタボロになりながらも、輝きに触れたいと願う人達の、ありきたりででもかけがえのない物語。
そんな映画を期待しております。うふふ。