山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

なんでさいたまスーパーアリーナでやろうとしたのか

ジュリー事沢田研二が、さいたまスーパーアリーナの公演を開演直前にドタキャンしてしまい、開場待ちで並んでた7000人のお客さんを放棄したってニュースをネットで見て、「へーー」と驚いてたのですが。
まあ、今の人は知らないでしょうがその昔、沢田研二の人気って圧倒的でしたよ。
でも、当時ならまだしも、今の沢田研二にキャパ3万7千人のさいたまスーパーアリーナを満杯にする人気があるとは、とても思えないのですが。
本人的には「思えた」んでしょうねえ。
遠路はるばるさいたまスーパーアリーナに集まってくれた7000人よりも、「こんなガラガラの開場でやれっかよ!」という自分のプライドを優先した?ってことになるのかな。

違約金は4千万とか言われてますけど。
自分のプライドに4千万円払えるのって、さすが芸能人!って気もしますな。

ワシが陶芸教室に通ってた頃、同じ教室に熱狂的な沢田研二ファンがいて。
「うちの税理士さんも熱狂的な沢田研二ファンなんですよ」と紹介したら、何故かワシを飛び越えて、税理士さんと陶芸教室の奥さんが一緒に沢田研二のコンサートに行くことになりw

一緒にでかけた後に、「どうでした?」って聞いたら、
「プライド高い人やから昔のヒット曲とか絶対歌わんねん。新曲ばっか歌っとったけどヨカッタで」
とのお答えだったので、「そうか沢田研二の一番の特徴はプライドの高さなのね」と認識しました。
今回の事でそれが証明された気もしますが。
久しぶりに見た沢田研二がどう見てもカーネル・サンダースだったのには驚きました↓



でもこのツアー内容を見ると、半年間で全国66箇所ホールツアーとかいう桁違いのものなんで驚いてしまいましね。
なんでしょうなこの無駄な現役感バリバリ出てる感じ…