山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

上水道の話し

有史以来、上水道というものが存在しなかったこの僻地になんで今さら水道を通すなんて話が持ち上がるのか??とか思っていたら、なんと話の本題は「消火栓」らしいですね。
つまり井戸水では消火栓は設置できないんですよ。
ちゃんと塩素が入った上水道の水でないと消火栓は作れないのだそうです(まあ、確かにそうだわね)

でもその上水道を引くのだって「対象となる集落の80%以上の同意がないと集落まで水道管そのものを引けない」のだそうです…
今だってみんな各家庭自前の井戸を掘ってて、素晴らしい天然水を使いながら十分不満なく暮らしているのに、果たしてわざわざ「あまり良くない」と言われる福岡の水道水を改めて導入しようとするご家庭が何割いるのやら…
だってわざわざ遠くから水を汲みに来る人もいるような天然水の里ですぜ?
保健所のお墨付き、素晴らしい天然水の湧く土地なのに。我が家が引っ越してきた一番の理由が「天然水が素晴らしい」だったのにw

しかも一旦、水道水を引いてしまったら、使わなければ水が停滞して悪くなってしまうので、ある程度はちゃんと水を使って循環させなければならないわけで…
うーん、果たして何軒がこの水道工事事業に賛成票を投じるのやら…
8月下旬に行われる住民投票の結果に注目ですな(^_^;)