山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

雑なパン教室へようこそ

そう言えば、ワシが毎週パンを焼いている事を知っている友人が、
「私も作ってみたい」と言うので、「簡単よー」と作り方を教えたのですが、どうもうまく伝わらなかったみたいで。
本も買って真似して作ってみたようなんですが、パン焼き未経験者にはハードルが高かったみたいで、出来上がったものは焦げてて硬かったらしいです(すまん)

で、どうやっても友人は上手くパンが作れないようで困っていた様子だったので、先日、会うことがあったついでに、いつも自分が作っているみたいにして、ジップロックコンテナに強力粉、イースト菌、砂糖と塩を入れて持参したんですね。
「あとはコレに油と水を入れて、冷蔵庫で一晩寝かせてから適当な大きさに小分けして丸めて、170度で40分とか焼くといいよ」
と伝えて渡しておきました。

これはワシがニューヨーク・タイムズかなんかのニュース記事で読んで、その後、動画を見て「コレは簡単で良さそうだ」と真似して作り始めたのがきっかけで、すっかり今や習慣化しているパン作りなんです。
本当に作り方は簡単。
唯一のコツは、「冷蔵庫で寝かせる」(低温でゆっくり発酵させる)って事だけなんですね。
これにより、二次発酵とかガス抜きとかベンチタイムとか、余計な手間が一切省けるのです。捏ねることすらしなくていい。
この簡単さが面倒くさがりのワシに向いているんですよ。

で、その後。
友人がパン作りに成功したかどうか気にしてたら、ちゃんと大成功だったみたいで。
彼女の夫(アメリカ人学者)も大喜びでパクパクとお食べになられたそうですw

「すごい!簡単だったよ」と友人大喜び。
ジップロックコンテナに入れた状態だとわかりやすいでしょ?」と言うと、
「ひと目でわかった!」との事でした。

こんな秤も使わず目分量でこさえても失敗しないんだから、お手軽なもんですよ。
ただ、あまりにも簡単すぎて、パン教室とか開くレベルじゃないのが痛し痒し←
「はい、みなさん、コレを見てー」でジップロックコンテナを見せたらおしまいですもん。