山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「0.5ミリ」「セッション」

と、言うわけで。
実習が終わった弐号機ちゃんは2日続けてのライブビューイングですよ。
もう出かけたら鉄砲玉。いつ帰ってくるかもわかりませんw
仕事から帰ってきたら、家はもぬけの殻なのに、玄関は半開き&ウッドデッキに面した主寝室のサッシは全開でしたw

「うーん、もうしょうがないなー」と言いつつ家に入って。何時に帰ってくるかもわからぬ弐号機ちゃんを待ちながら映画をのんびりと見ながら土曜の夜を過ごしました。
見たのは以下2本↓

「0.5ミリ」(2014年)安藤サクラ主演
最近、安藤サクラ主演映画を立て続けに見てて。特別に好きってわけじゃないんですが、お父様よりよほどいい俳優だし、見るたびに「いい女優さんだな」と思います。

「善良な福田和子」みたいなお話でw
ホームヘルパーの人が職を失い、流浪しながら流しのホームヘルパーとして?野良犬みたいに生きていく話です。
んで。
途中で「え??なんでこんなことになってんの??」とびっくりするシーンがあったんですが。
つまりコレは、「実のおじいさんから娘を守るためにやってた」って意味だと気がついてまたしても愕然としてしまうワシ。
インセスト・タブーってそんなに日本中に蔓延しているんでしょうかね…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
えー。あほの坂田師匠がすごく素敵な役を演じておられます。一番魅力的なおじいさんを演じてて、コレを見るためだけでもこの映画を見てほしいと思います。
前日に見た同じ安藤サクラ主演の「百円の恋」も良かったですね。
ボクシングを始めて変わっていく主人公を演じた安藤サクラに感心しました。

「セッション」(2014年 アメリカ)
アメリカの音楽学校で鬼教師にしごかれるジャズドラマーの少年の物語です。
でも想像してた話とちょっと違ってましたねw
ジャズ狂人と発達障害気味のジャズ狂人予備軍がぶつかり合って花火を散らす物語です。

すべてがジャズに直結した生活を送る「ジャズ原理主義者」たちの狂った日常が描かれます。
その二人はいがみ合い憎しみ合い、演奏しながらも花火を散らすのですが、なんか音楽に踊らされて翻弄されるがままになってたら、いつのまにか両者の顔には「喜び」の表情が浮かんでくるという…

一種のホラー映画ですw

で。日付も変わって15分ほど経過したら弐号機が帰ってきましたw
超興奮気味に寝ているワシのベッドにダイブしてきて、「今日のライブビューイングの見どころ」をどんどん喋って教えてくれますw
はいはい、楽しかったね_(:3」∠)_