山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

NOOK IN THE WORLD

今年の夏行われた「NOOK IN THE BRAIN」の全国ツアー最終公演の様子を収めたBlu-ray「NOOK IN THE WORLD」が届きましたよ。
早速見てみました。

「やっぱりピロウズのライブは満足度が高いわ…」
多分、だから好きなんですよね。

…余談になるけど、実は昨日、某バンドの某大会場でのライブの様子をテレビで見てて。なんかその、「余裕のある感じ」「大人の渋さ」みたいなのがなんか自分的にすごく、「受け付けられないなあ」と感じて、見るのを途中でやめちゃったんですよね。
コレは一体なんなんでしょうか?自分でも理由がよくわからないんですけど(ちなみに、このバンドはワシがカラオケで歌うほど曲をよく知ってる大メジャーなバンド)

少し前にネットのお友達からブルース・スプリングスティーンのハイドパークコンサートのライブDVDのコピーを頂いたんですけど…
ワシはもともと、ブルース・スプリングスティーンの特別ファンて訳じゃないし、ちょっと遠くから割りと好感をもって眺めているって程度の認識なんですがね。
それがね、そのいただいた2時間以上のライブ映像を見てて。
全然嫌じゃなかったの。むしろすごくいいライブで、感動しながら結局は何度も繰り返し見たんですよ。

「この差は一体何なんだろう?」首を傾げ続けるワシ。

ブルース・スプリングスティーン。当然世界的超大御所、大メジャー。
でもね、すごい一生懸命に演奏してて、しかも喜びを持って演奏してて。その様子がなんともハートにひびいいたんですよ。
おそらく、ワシの中でのその音楽を「受け入れられる」「受け入れられない」のラインってこの辺りにある気がしました。

おそらく、ワシが音楽に求めているのが「喜び」なんですよね。
その音楽に真摯に向き合うこと。音楽を奏でられる、ファンと交歓できる思いを共有できる、その喜びをもって演奏しているかどうか。
そこに好き嫌いの判定があるような気がしました。

ピロウズ、ここでも一生懸命に演奏してます。しかも喜びを持って。
多分、このバンドのいいところは最大そこなんですよね。
特典映像の「いい年をしてお茶の味ぐらいわかるだろがい選手権」も思いの外大爆笑でした。
茶の味を外したメンバーにはピロウズのマネージャーあらいちゃんの容赦ない罵声とハリセンが炸裂します…