山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

アイドルとは

我が家の弐号機ちゃんが今現在、とても夢中になってて。
ついにその熱狂は嫁に行った初号機にまで感染してしまったという我が家で話題のアイドルゲーム「アイドルマスター サイドM」
そのキャラクターを演じている「中の人」(声優さん)たちによる、歌と踊りいっぱいのセカンドライブの記録でございます。
弐号機ちゃんがAmazonで買って毎日リピートしているので、自然、ワシも見てますw

THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS~ Live Blu-ray (Complete Side) (完全生産限定)

今までアイドルもののライブってほぼ見たことがないのですが(ももクロ、ベビメタくらい?)
なるほど、コレは楽しいですね。
若い声優さんたちが力いっぱい歌って踊っております。
今の声優業界は裾野も広がって沢山の人材がわんさかわんさかいるおかげで?
とにかく皆さん、まず、「声が強い」
キャラクターがはっきりしてて、それを演じる演技力もあり、歌う歌唱力もあり、ダンスも頑張っておられる。
実にきらびやかで華やかな全力投球のステージが、今まで10年来?くらいアイドルマスターの女性版で培ってきたライブステージでの演出やノウハウを投入して、真のエンタテインメントとして記録されております。

まず、楽曲がいいですね。
ゲームのストーリーに沿って、色んなところから引いてきたイメージやアレンジが見事にこのアイドルのキャラクターに落とし込まれています。
それと、驚いたのは、「中の人」が演じることによって、歌い、踊ることによってそのキャラクター自身が「中の人」に寄せてきている気配もあること(あまり詳しくないので間違った印象かもしれませんが)
すごいですね、中の人の成長や物語が架空の世界のゲームに影響をあたえるんですよw
コレはある意味、一つのドキュメンタリー映画としても見ることが出来る気がします。

作られたゲームの架空世界を演じることで、現実に影響が出て、観客も演者もこの物語を一緒に旅しているんですね。

それと一番感心したのはこのステージの編集です。
見せたい見たい一番の決めポーズや見どころを余すことなくちゃんと抑えてくれてます。
一体、何台のカメラが導入されていたのか。
ステージの三ヶ所で見逃したくない事が起きているのであれば、画面を三分割して思いっきり見せ場を見せてくれる。
そうですよ、アイドルのステージでファンが見たいのはまさにこんなシーンなんですよ。

関係ないどうでもいいものや(汗まみれの白人中年男性とか)一番の見せ場であるダンスの決めポーズとかをことごとく外し続けているBABYMETALのBlu-rayの編集をしている人はコレを見て反省してほしいものですw

サイドMはまさに「男性版宝塚」みたいなもの。
女性たちに愛と夢と物語を見せてくれます。
この物語が長く続くといいですね。