山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

子供のためになるテレビってなんだろう

と、言うわけで。
昨日、テレビの全チャンネル(Eテレ除く)が北朝鮮のミサイル事件を報道する中、テレビ東京にて、「けものフレンズ」の感動の最終回が強行オンエアー(とか書くと人聞きが悪いな)されましたね。
その姿勢が好感を招いたのか?午後にかけてテレビ東京の株価が上がってて笑ってしまいました。

「報道なら他のチャンネルがやっている。それなら小さなお友達が楽しみに待っている最終回をオンエアしよう」という事だったのかな。本当のところはわかりませんが。
これはテレビ東京による「英断」とも言える行為だったのかもですね(放送後の株価の上昇が、「世間が好感を持って受け止めた」事の何よりの証拠だと思う)

そんな中。
昨日放送されなかった朝の連ドラ「ひよっこ」の放送が今朝あっててですね。
そのままの流れで「あさイチ」を見てたら、NHK解説員のヤナギーが子どもたち相手にトンデモナイ事を言ってて耳を疑いましたね。
今朝のテーマは「どうやったら戦争せずに平和を維持できるのかを子どもと考える」のだったのですが。

まずは子どもたちに「北朝鮮がミサイルを打ち込んでくることについてどう思う?」と質問してたら、割りと大人みたいな事を言ってて、ワシは感心してたのですが。
結局ヤナギーが子どもたちの話を誘導してって「攻撃されたら反撃で報復するんじゃなくて、そのまま抵抗せずに死ぬという選択もある」という事を推奨しはじめて絶句しました。

そしてその口では「戦争になると人間は思考停止になるからいけない」とか言うし。
「ヤナギーこそキレイ事の思考停止で中共に頼まれたことをそのまま放送しているんじゃないの??」と思ってしまいました。
「自分の思考停止は綺麗で正しい思考停止だからオッケー(なんなら中共のお墨付き)とでも思ってるのかな」とつい(・∀・)ニヤニヤしながら見てしまいました。

ワシら大人の庶民ができることなんて、一生懸命働いて納税して選挙に行って投票するしかないでしょうに。
「子どもと平和を考えた」って言いつつその実は、子どもたちをヤナギーの話術で屈服させている番組でした。
大人はコワイねえ(´ω`)