GyaOの無料配信にて映画の「ヘルタースケルター」見ましたわ。原作の漫画はむかーーし読んだ覚えがありますが。
「うーん、ヌルイ話だな」としか思わなかった（当時、なんでかたまたまの偶然で、この漫画の最後に出てくるフリークショーのガチな内容を知ってしまってたので）
ワシは特別岡崎京子のファンでもないし。ましてやワシは彼女の事、アマチュア時代からなんとなく知ってた存在だったので。
ちょっと離れたところから見ている感じでした。
で、その作品の映画化。
監督は蜷川実花。はい、彼女も高校生くらいから知っている存在だったので以下同文。
まー。有り体に言えば、「拙いけど頑張った作品」でした。
ちんちくりんの沢尻エリカを綺麗に見せようとすごく頑張って撮影されてました（ソコに一番感心した←沢尻エリカは骨格があまり綺麗ではないのでモデル体型とは言いがたい）
お話もエヴァンゲリオン的でなんか受けそうな感じ。
ただ問題はすごく綺麗にメイクした沢尻エリカなのに↓
どうにかした拍子にチャラン・ポ・ランタンの小春ねえさんに見えてしまうの(´；ω；｀)↓
見終わっての印象が…エヴァンゲリオンの劇場第一作とすごく似た印象を受けました。
偽物って何？虚構って何？現実って何よ？みたいなテーマが似ている気がしました。
でも「ヘルタースケルター」の方がHなシーンも多いし純粋に楽しめますがね。
そうなんです。映画としてどうか？と言うと「すごく拙い出来」なんです。
でも、とても面白くできている。エンタテインメントしているんですよ。
「蜷川の娘」という色眼鏡で見たらモッタイナイ感じですよ。
で。もう一本は「ハルフウェイ」弐号機ちゃん大好き岡田将生くんの美貌を堪能する映画でしたよ。
ソレ以外は価値が無い。ゼロ！！
ヒロインが北乃きいなんですけど…この女のどこを岡田くんが好きなったのか最後までわかりませんでした。
北乃きいがキイキイうるさい映画です。
最初、北乃きいってわからなくて「なんだこのブス」と思いつつ見てました（すまん）
それくらい岡田くんの透明な美しさが際立つ映画です。
それと拮抗するように美しさを魅せつけるのが、実は人じゃなくて、小樽の大自然。
「いやだー早稲田にいかないでええええ」とキイキイうるさい北乃きいよりよほど静かに愛を語ります←
「北乃きいうっせえよ消えろブス」としか思えませんでした…
そしたらこの映画って、脚本家の北川悦吏子が監督した映画で。
脚本がなくて、俳優のアドリブに任せて撮った映画だそうです…
「こんな若者におんぶにだっこって…」とあまりの映画の出来の稚拙さに改めて納得＆驚き。
監督の仕事って一体、なんなんでしょうね…思わす遠い目になる映画ですｗ
