山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

山辺節子とメリー・コルビン(お直しするのかしないのか)

朝からテレビつけてたら、「つなぎ融資の女王」こと山辺節子を護送している様子がオンエアーされてました。
…何と言うか。
檻?金網?で全面囲まれたトラックの荷台に乗せられて運ばれる山辺節子がオランウータンのメスにしか見えなくて驚きました。
「なにこのありありとしたお猿感!?」Σ(゚д゚|||)

タイでは犯罪をおかした(と思しき)国外退去者には人権はゼロみたいですな。
目隠しとかナニソレ?状態。すべてがオープンな状態で、「ドナドナ」(屠殺場に連れて行かれる動物感)な雰囲気も漂います。
晒し者っつーか、オランウータン扱い…?

自称30代の山辺節子はあれだけ美容整形もしてるっぽいのに、しわ取りもしているっぽいのに。
ヨタヨタと移動する姿は「60代女性」以外の何者でも無かったです…(´;ω;`)なんか哀れですらあって泣ける…

まあ、服装が露出が多いし(あんな両腕両足むき出しで日本に来ちゃったら、いくら熊本とはいえ、寒んじゃないかしら?)
小首かしげて可愛いような喋り方で話すので…あまり女性を見たことがない田舎のおっさんには魅力的に見えたんでしょうけど…
それでお金をがっぱがっぱ集めてたんでしょうけど…

うーーーむ、ワシの目に見えるのはどう見ても、人外魔境(メスのオランウータン)

とか思ってたら。
ネットのニュースでシリアでなくなったアメリカ人の戦争記者メリー・コルビンの生涯を映画化するって記事を読みました。
メリー・コルビンてこんな人です↓

メリー・コルビン 1956年〜2012年 世界中の戦争紛争地域で危険な取材を重ね、2001年のスリランカ内戦取材中に左目を失明。2012年2月にシリア騒乱取材中に政府軍の砲撃を受けて死亡
2000年から2012年まで世界的なジャーナリストに送られる様々な賞を6つも受賞。



アメリカ人なのにしわ取りもせず、失明した目には黒い眼帯。
どこに行くにもこのスタイルで歳相応にとても美しい。
憧れますなあ(山辺節子には微塵も憧れないけどw)

そう言えば。ピレリの2017年度のカレンダーが「フォトショで修正しない女性有名人のポートレイト写真」だったんですけど、こちらも修正バリバリの写真よりよほど魅力的でしたね。

2017 Pirelli Calendar Shows The Unretouched Beauty Of Older Celebrities Without Photoshop (8 images)

シミもシワも。たるみも。
メリー・コルビンの失われた左目も。
なんならワシの3分の1失われた右の乳房だって。
この年令まで生きて刻まれた「生きた証」なんだから。
これらと一緒に、誇りを持って生きるのが正解な気がします。