山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシ、壊れる(病む)

なるべく、幼児Pの事を思い出さないように(思い出すと泣いちゃうので)、彼が使ってた食器類は納戸に仕舞いました。
トイレの補助便座も洗濯機室の棚に仕舞って、目につかないようにしました。
お風呂の上がり湯用のたらいも見ていると辛いので、洗面台の下に隠しました(見えないように)

こんなにも愛おしい子が目の前からいなくなることが辛いとは。
想像以上でしたね。

そんな風にあれやこれや目につかない場所に移していたら、赤ちゃんの頃に彼が着てたパーカーと靴下が出てきました。
緑色にネイビーのボーダー柄の靴下。

それを手に持った途端、彼がまだバブバブの赤ちゃんで、本当に綺麗な赤ちゃんで。
そのムチムチとした様子や可愛い巻き毛を思い出してしまい、二階の廊下で一人で嗚咽を上げながら泣いてしまうワシ。

でも。
次の瞬間、「白髪のババアが夜に一人で暗い廊下で泣いているとかまんまホラーじゃん!」と我に返り。
靴下は納戸の中の「宝物入れ」に入れて蓋をしました。

そして翌朝(今朝)
ふと、思い立って、パーカーをパンダに着せてみました↓



(*´∀`)あら、案外似合うじゃん
毒を食らわば皿まで。
靴下も宝物入れから引っ張り出してきて履かせてみました↓



しっくりきているので、しばらくこのままにしておきますw
よく、痴呆が出ている老人の人がぽぽちゃん(知育玩具人形)を本物の赤ちゃんを抱くみたいに、大切に大切に抱っこしてお世話しているのとか見かけますが(スーパー等でw)

…ワシもあのタイプになりそうですな(^_^;)
「子供を育てた記憶」というのはかくも甘く、優しく、光り輝くものなんですね。