山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

おじいさんがロックをやるという事

と、言うわけで。
中高生時代をブライアン・フェリー大好きで過ごしたワシにとっては。
彼が往年の名曲をカバーし続けてくれたおかげで、音楽の趣味が広がったとも言えるのかも…ですな。

昨日貼った1977年のスタジオライブはワシが見たNHKの「ヤング・ミュージック・ショー」そのものでは無いのですが、同時期のもので、衣装もメンバーもアレンジもNHKで放送されたのと「ほぼ同じ」であります。

違うのは、NHKで放映されたものには日本語字幕がついてました。そこだけですね。

「愛しい青い目の息子よ、お前はその目で何を見てきた?」とかいう訳詞がついてましたな。
当時はぼんやりと「この残酷な世界」の事を歌っているんだろうなあ的に受け取ってましたが。まあ、当時はベトナム戦争とかもあってたわけですし。
受け取り方としては合格点かな←ナニコレ

んで。動画を見てて面白いのを見つけました↓

Falling in love again/A Hard Rain's A-Gonna Fall - Bryan Ferry (Bob Dylan cover)



2000年に行われたPolar Music Prizeの授賞式での様子なんですけど。
笑えるのはブライアン・フェリーが自分の曲をカバーするのを客席で見ているボブ・ディランの様子w
実に微妙な表情でステージでの演奏を見ているんですね。



彼のこの表情だけでしばらく大笑いできます。
この経験があったからノーベル賞の授賞式をブッチしたのかもですねw
しかし、2000年ぐらいになると、ブライアン・フェリーおじさんも往年の毒気とか破壊力がすっかり消えちゃって。
なんだか別人みたいですね。

これだけじゃなんなんで。
最近のおじいさんになったブライアンのライブでも貼っときましょうね。
毒気とか破壊力を美人サキソホンプレイヤー(ミラ・ジョボヴィッチ似)とか黒人女性コーラス、半裸のダンサーさんにお任せしております↓

Bryan Ferry - Let's Stick Together



最後まるで大相撲千秋楽の名取り組みのあとみたいになんかが舞い散っているのが見どころかな(^_^;)