山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

コーヒーに差し湯をすると30年前の記憶がよみがえる

ネッ友さんに驚愕の美味しいコーヒーの淹れ方を教えて頂いたので、今日はその事を書きますね。
さて。その淹れ方は。
ワシの説明よりも、「差し湯 コーヒー」ググると色々とその手法の詳しいやり方が出てきます(動画も)ので、そちらをご参考になさって正しい手順と分量でお試しくださいね。

ま。昨日は、そのネッ友さんご紹介のコーヒーの入れ方で半信半疑でwコーヒーを入れてみたら「驚愕の美味しさ」でΣ(゚д゚|||)
「なんで今までこの淹れ方を全然知らなかったんだろう!?そして、今まで飲んでたアレは何だったの!?コーヒーはこれじゃん!!」

と、思うほどの美味しさでした。

賞味期限切れの←封を切らずに放置されてた貰い物のコーヒーを見つけてしまったのでついw←(^_^;)コーヒーでしたのに…
香りや味が良いのはもちろん、なんと後口まで美味しいの。
雑味がなく、純粋なコーヒーの美味しさが五臓六腑にしみわたるような、そんな味が、なんとご家庭で!自分の手で!!淹れることが出来るんですよ。
ソコに一番驚きました。

お茶とか紅茶でも、「差し湯厳禁」じゃないですか普通は。
ところがこの美味しいコーヒーの淹れ方では、平気で差し湯しちゃうんですねw
そこが驚愕。しかも新しい。

で。思い出したんですけど。
昔、築地の場外市場に「コーヒースタンド シープ」てお店があってですね。
ココはハヤシライスとかが有名なのかな?
一度だけ入店したことがあるんですよ。まだ20代の頃に。
でもその時は、たまたま飛び込みで早朝に入ったお店でした。

コーヒーが美味しそうで。いい香りがしてたので。
モーニングを食べるために、ふらりと入ったお店だったんですけど。

…あと、コレを書くのは、すごい恥ずかしいんですけど、
実はこの「コーヒースタンド シープ」は、半分露店みたいな。
カウンターに丸いすが並べられているだけの簡素なお店だったんですけど…
コーヒーが驚愕レベルなまでに美味しいお店だったんですよ…

で、しかも、このお店(て言うか正しくは露店?)
コーヒーはその場では立ててないんですよ。

コーヒーを注文するとね、カウンターの奥にある銀色のタンクからコーヒーを「ドボドボ」とカップに注いで。
「はいよ、おまち」と出してくれるような店だったんですよ。
で、その時にタンクからカップに出したコーヒーに熱湯を差し湯してたような気もするんですよね…

当時のワシはそれを見た瞬間に、
「しまったあああ、この店はハズレかもおおおおお」と冷や汗をかいたんですけど(だってそれまで、そんな銀色の巨大タンクからコーヒーを出してくる店に入ったことがなかったから)
コーヒーを一口飲んだ途端、その美味しさに吃驚仰天しちゃったんですw

「タンクから注いだコーヒーでこんだけ美味しいってドユコト!?」と目を白黒させちゃったんですよw

この「差し湯式」のコーヒーの味はそんな思い出も呼び起こしてくれました。
しかし、この「コーヒースタンド シープ」は2007年年末に惜しまれながら閉店しちゃったんですよね。
「あのコーヒー、もう1回飲んでみたかったな」と思ってたワシにまさに「救い」となる一杯でありました。

美味しいコーヒーの淹れ方を教えてくださった優しいお方に大感謝!!\(^o^)/