山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

母子で意見が一致する

さて。また台風ですよ。
またしても高校は臨時休校(3回め?)
外は荒れ狂っておりますが、我が家は基本平和なもんです(3方を山に囲まれているので風が吹き付けない)
今朝、赤ん坊Pを保育園まで送ったら。
さすがダブルオーシャンビューの保育園(岬のくびれた部分、前後をビーチに挟まれた立地)
遮るものがなーんもないので、強風がボウボウ吹き付けて、クルマが揺れるほどでした(このまま海に飛ばされるかと思った)

ま。そんな中。
弐号機ちゃんと話してたら、彼女が面白いことを言うたんですね↓

「昨日、日本史の資料集を見てたら。東日本大震災の時の写真が載っているページが有って。そこを見てたら、被災地の文化財を持ち出す作業をしている人の写真が載ってて。あの、例の白い防護服、水色のラインが入っているアレね。アレを着ているヒトの写真があったのよ」
「そこで、私が何を感じたと思う!?なんとときめいたのよ!!自分でビックリだわ!!!」

…(^_^;)

つまり、彼女は放射線防護服を見て、「シン・ゴジラ」のクライマックスシーンを思い出してたんですねw
「それは要するに、『シン・ゴジラ』またみたいな〜って話ですかい?」とたずねると、弐号機ちゃん笑いながら、
「そうなのよ!また見たくなっちゃったの。見たいわー。早くBlu-ray出ないかなー」と言うですよ。

…まだ劇場でやっているからBlu-rayがリリースされるのはまだ先っぽいよねw

弐号機ちゃんの話は続きます。
「だってさあ!放射線防護服とか別にかっこ良くもないし、むしろ不吉なものだったのに、なんでこんな『カッコイイ!!』という印象に変わってしまったんだかw」

まさに母もソレを考えてたところなんですよ(・∀・)
実は「シン・ゴジラ」という映画は、東日本大震災の傷を癒やす、その経験を乗り越えるための映画だったのではないか?ということです。

監督が望んだことなのか、意図したことなのかは全然わかりませんけど。
でもこの映画を作ることによって自身の傷を乗り越えようとした結果、映画を見たヒトの事も救ってしまった_という気がしますけどね。
久しぶりに「映画の力」というものを感じた映画だったので、色々とその理由を自分で妄想するのって楽しいんですよw

そしたらその同じ気分を実は弐号機ちゃんも感じていた、感覚的に理解してたって事が。
面白いなあ(*´ω`*)と思うわけですよ。
親子なんだなあ…w