山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

よしあきが帰る

ふと気が付くと、黒猫よしあきが家に帰ってこなくなってました。
オス猫は時々ふらりと居なくなって、そのまま帰ってこないということもありますが、よしあきは去勢してあるので、居なくなるハズはないんですけれどねえ…

「でもジンゴロウちゃんもたまに居なくなっては、最長6ヶ月間家に帰ってこない事もあったよなあ」
とか思ってたら。
ある時、うちの前の山道を100mほど下っていった先にあるカーブミラーのところで、夜にウロウロしているよしあきを見つけたんですね。

「あ!よしあき!!」と言いつつ車から降りて捕まえようとしたら、本気で逃げられてしまい:(;゙゚'ω゚'):な、なんで飼い主なのに、全力で逃げるんだよおおおおおおお_(:3」∠)_猫とワシとの間には絆もへったくれも無かったって事ですかい?
と、ワシはその後数日間凹んでおりました。

そんな風にしてうちのすぐ近所にいるのに家には帰ってこない猫になってしまったよしあきめが。
近所の家に猫を複数飼っている家があるんで、おそらくはソコでキャットフードを失敬しているんでしょうなあ。
一体何をやってるんだか。

とか言ってたら。
朝、いつものように4時半に起きて、弁当をこさえるために二階に上がってきたら、猫の餌場の前でジュエルが待ち構えてて。
「朝ニャー、ご飯ニャー」と鳴いておりました。

「はいはい、餌ねカリカリね」
と言いつつドライフードを餌皿についであげて。
弁当を作り始めたら、またしても餌場から「ニャーニャー」と鳴き声がするので。

「え?餌はあげたでしょ?」とキッチンから首だけだして廊下の奥に置かれている餌場に向かって文句を言うと。
なんとソコに居たのはよしあきでした!w(°O°)w

「おお、一体どういう風の吹き回しで帰ってくる気になったんだい?」
と言いつつ、新しいカリカリをあげると、数口ポリポリと食べた後は、ワシの脛に体を擦り付けて甘えてきます。
見るとよしあきはMAX10キロ以上あるような猫だったのに、今は半分くらいの大きさになっておりました(スリム化)
それでも元気そうで。
「抱っこさせてよ」と言いつつ抱っこすると、あれほど以前は抱っこを嫌がる猫だったのに、普通に甘えてきて抱っこされるがままになってます。

毛並みは相変わらずふわっふわ。

起きてきた赤ん坊Pが「よしあきちゃん、ほわっほわ」と言いつつ背中をなでておりました。