山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

2016年春ドラマ雑感

はー、今期はドラマを良く見た珍しい季節でしたね。
「ラヴソング」のひどい終わり方でも、「じゃあ正解はどーだったんなら良かったんだろう?」と考えますが答えが出ませんねw
30歳も年上の男性とのガチ恋愛って…「そういう性癖なの?」て感じで世間からの同意が得られないのは…辛いですなあ。
せめて「10歳違い」位だったら世間にもイッパイいるから良かったんですが…
そうなると、新人女優と福山雅治を抱き合わせにして送り込んだアミューズの思惑が根底から揺らいじゃうし…

「師匠と弟子」として恋愛を超えた先にあるものに行きつけたら良かったんですけどね。
たとえば、師匠に手を付けられて妊娠出産するけど二人の恋は終わって、それでもヒロインは歌は続けるとか。
うーん、それじゃ福山ファンが黙ってないか…(^_^;)

「四方丸く収まる物語」はこの顔合わせでは難しかったのかもですなあ。
だからとんちんかんなストーリー展開になっちゃう。これはもう仕方なかったのかも。だからこそ視聴率も異様に低かったのかもしれませんね。

「重版出来」
出来の良いドラマで、原作より好きですw

ところが、非常に限定的な展開で深みに欠けたのが残念無念。
主役の「こぐま」が単なる「狂言回し」にしかなってなくて、物語の実質主人公が「中田ド下手画伯」B太こと瑛太の弟・永山絢斗(未だに読み方知りません。ので通称「B太」と呼んでおります)になってしまってて。
それでも登場人物が全員魅力的なのはとても良かったですね。
視聴率は低かったそうですが、すごくいい作品だったので続編も楽しみです。

「マンガ業界」という非常に限られた、一般人にはなかなか知ることのない世界が舞台なのも面白かったです。
原作が漫画ってのも良かった。
やはり、作品は「とても良く知っていること」を描くと力強いんだなあと改めて感じました。

トットちゃんねる」
なんかもう黒柳徹子版「8 1/2」て感じの話で。
史実も織り交ぜながらまあいいように描かれてて、なんか「あの世への花道」という印象のドラマで。
そのせいで今にも黒柳徹子が死にそうな感じで。
「縁起でもない!」という印象を持ったのはワシだけ? ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

「99.9ー刑事専門弁護士」
松潤が全然二枚目の役じゃなくてw(むしろ気持ち悪い感じ)それで観やすかったのか?「大して面白く無いなあ」と思いつつも最後まで見ちゃいましたねw

ラーメンズ片桐仁とワシのお気に入りの俳優、青木ムネムネとかシマキューこと嶋田久作が出てたからかなw

「ゆとりですがなにか」
「みんな凸凹でいいじゃない」というクドカンの持つテーマが繰り返し語られるドラマで良かったですね。
ゆとり世代も悪く無いじゃん」という気持ちになる不思議なドラマでしたw

このドラマも登場人物が全員素敵。好感を持って見ておりましたよ。