山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

反省文を書かされる弐号機

と、言うわけで。
帰宅難民救出作戦の翌日。
朝起きたら雪が積もってましたがな_(:3」∠)_

幸い、道路には積雪してない(溶けた模様)
車の上や屋根の上、木の上に白い雪が綿のように積もっております。
「この程度なら車を出しても大丈夫かな」
と、弐号機ちゃんを早めに起こして「雪が降っているからいつもより5分早く家を出るよ」と言う。

いつもより早く家を出たとは言え、雪の降り方はいよいよ激しく、強風も吹いててブリザード状態(ーー;;
家から2キロほど移動したところで道路が真っ白になるほど積雪し始めて、降雪量は3cmほどになってました。
センターラインもへったくれも無い状態でしてカーブを曲がるのもへっぴり腰でヨロヨロと曲がっていきます(車だけど)

つまり、海辺の道でこの状態って事は。駅周辺はシャレにならないくらいに降り積もっているって事ですよ(どれだけ積雪してても海辺を走る道路は基本、すぐに溶けるはず)
「コレはまずい。家に帰りましょう」
とヨタヨタとUターンしてへっぴり腰で家まで戻りました。

「ちょっと雪が溶けるまで待ってそれから学校に行きましょう」と言うと、弐号機ちゃんが、
「雪が降ってても電車が止まってても遅刻は遅刻扱い扱いになって説教された上に反省文を書かされるから嫌だ。いっそ学校に行きたくない」とゴネるですよ。

(´・ω・`)「ま、まあ、気持ちはわからんでもないが、あまりにも理不尽に怒られるようだったらカーチャンが学校に怒鳴りこみに行くから。とりあえず、学校には行きなさい」
と2時間ほど待って、雪が溶けたのを確認して再度、駅まで送り届けました。

夕方になって、弐号機ちゃん、6時台に帰宅。
w(°O°)w「早いのね!」と驚くと、どうやら前日の帰宅難民の件があったので早く帰して貰えたらしいですな。

弐号機ちゃん、車の中で激怒する。
雪が溶けるまで家で待機してから学校へ行ったのが悪かったらしく、体育教師に昼休み、こってりと絞られたらしい。
「こんな事なら学校に行くんじゃなかった!」と泣きながら怒る。
「体育教師っちゃあそんなもんよ。大体、高校時代、『コイツ、絶対殺す』と心に誓うのは体育教師だ」
となだめるもののやっぱりあまりにも理不尽なので、
「とりあえず、反省文は本心関係なく、表面だけでも体裁を整えて書いておきなさい。お母さんが後でクレーム入れるから」
と言っておく。

家に帰ると担任からお電話
「今朝はどうしても補習に間に合うように登校するのは無理だったのですか?」
と聞かれたので、「暗闇の積雪の中でスリップ事故とか起こして救出を待っていたら何時間待つことになるのやら。その間に凍えてしまいます。事故を起こしそうだったので家に戻り、雪が溶けるのを待っておりました」と答えると、担任が
「歩いて駅まで行くことは出来ないのですか?」と聞かれたので、
「普通だったら3時間くらいで行けますが、雪ではその3倍ほど時間がかかるんじゃないですかね」
と鼻をホジりながら答えるワシ。

「そうですか、そういう事でしたら、今回は遅刻の判定は抹消します」とおっしゃるので、
「まあ、ありがとうございます!反省文はちゃんと書かせますので」と電話を切る。

理不尽な目にあった弐号機を可哀想に思ったのか、初号機が暖かいお風呂をたてて待っててくれてました。
「弐号機ちゃん、今日は学校で理不尽な目にあって悲しかったね。外は寒かったろう?お風呂をたてて待ってたからすぐに入って温まりなさい」
と言いながら。