山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

帰宅難民救出作戦

冬になって大荒れのお天気になれば、いつも決まって止まるのは電車であります。
何年か前に冬場の海から吹き付ける強風のために電車が脱線転覆して以来、ちょっと風が吹くと電車が止まっちまうんですなあ(´ω`)
急に寒くなると乗客が厚着になってそれで乗り降りに時間がかかって電車が運休しちゃったりする、そんなローカル線であります(´ω`)

昨日の夜も夜になるに連れて強風はいよいよ激しく。
「弐号機ちゃん、早く帰ってこないかなー」と思っておりましたら、電話がかかってきまして。
「電車止まりました。地下鉄まで迎えに来てください」

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

この時、すでに夜の8時。
「今すぐ家を出れば渋滞を避けられるかな?」とパジャマの上にジャージを履いてダウンコートを着込んで毛糸の帽子を被って愛車フィフィに飛び乗ってすぐに家を出ました。

家の周囲はそうでもなかったのに山の下は「吹雪吹雪、こおりのせかひぃ〜〜〜♪」♪( ´θ`)ノですよw

「渋滞してませんように」と祈りつつ、一路、地下鉄の駅を目指します。
家から20分ほど走ったところで渋滞が始まりました。
夜には真っ暗で昼ですら歩いている人を見かけない松原の中を人々が歩いて移動しているのが見えました。
「電車が動かないので諦めて歩いているのね」
と横目で見つつ、「この松原にこんなに人がいるのを見るのは初めて」と戦慄しました。

うん。ものすごい異常事態なんですね。

そんなこんなで渋滞に巻き込まれつつ、「しまったコレじゃ地下鉄の駅にいつつくかわからないなあ」と、
ノロノロと地下鉄の駅を目指しますがこの感じでは、帰宅難民で駅周辺は溢れている予感がします。

「これは駅に行かずに区役所に車を止めて歩いて駅を目指すのが得策だな」
渋滞を逃れてなんとか区役所にログイン。
車を止めて地下鉄の駅を目指していると、横断歩道のところで目の前にいた女性の傘が突風を受けて一瞬で破壊される場面を見てしまうw
「うむ、こんな天候では傘は無意味だな」
と思いつつ小走りに駅を目指します。

駅が見えて来ると、人の波波
タクシー乗り場にも長蛇の列。

「コレはこの人混みの中、弐号機ちゃんを探すのは難しくないかー!?」と (^-^≡^-^)キョロキョロしながら駅の前の通路にさしかかりましたら、ばったりと弐号機ちゃんと遭遇。
「お母さんだおー来たおー」と手を振りつつ弐号機ちゃんを確保。

「さあ、家に帰りましょう」と持ってたカイロを手渡し手を引いて区役所の駐車場へ戻りました。

帰り道は往路よりらくらく。
反対車線の強烈な渋滞を横目で見つつ(帰宅難民救出車の群れ)なんとか無事に家に戻ることが出来ました。
一瞬、「日付が変わる前に家に戻れるだろうか」と思ったほどだった往路の渋滞っぷりは、時間を追うごとに更にひどくなってましたね。
他の帰宅難民救出隊のみなさんは、無事に帰り着くことが出来たのでしょうか。

家に帰ってテレビをつけたらまだスマスマが始まってなくて、「そうか新番組の拡張版か」としゃべくり007を見ててあははと笑ってたらなんかツイッターのTLが異様なことになってて。
「あれれ」と思うまもなくサーバーダウン。
久しぶりの「しばらくお待ちください」画面でした。