山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

あひるの子とあらせいとう

と、言うわけで。
「最初にモネの本物を見たのは高校生の時だったよな」と思い出すワシ。
「確か、松方コレクション…でもその時は他の絵のほうが気になってたのを覚えているな」
で。ググッて解決↓

ジョン・エヴァレット・ミレイの「あひるの子」


赤毛の女の子(靴の様子をみるとどうやら貧しい育ちらしい)がまっすぐにこっちを見ているという、風俗画?
寓話的な肖像画?みたいな感じの絵です。
タイトルと足元のあひるを見るに、おそらく「この子は成長したら白鳥のごとき美女になる」という示唆なんでしょうが。
単純に女の子が愛らしくて、ほぼ等身大に描かれててすごい存在感だった事をよく覚えております。

肝心のモネの方は。
「すごい、色が綺麗」という印象で。
印象派嫌いのワシにしては「モネは好きだわ」と思わせたんだから、まあ、画期的だったんでしょうね←あやふやw

するとそこで。
「松方コレクションの展覧会っていつあったんだっけ?」という疑問が湧いてきます。
すごいです、ネット社会。
ググれば答えは一発です。

答え「1978年11月10日から1978年12月10日までの開催」

土曜日の午後に授業が終わった後、友人と出かけて。
高校の授業でも見学に行って。
確か2回見ているんですよね。

「こんなに短い開催期間だったんだ」と今更驚きました。

すると、「多分、高校生の時、一番多く見た展覧会がシャガールで、3回見に行ったんだよね。
「アレの開催時期はいつだったんだ?」
という疑問が湧き上がってくるわけですよw
はい、コレもググれば答えは一発です。

答え「1976年11月20日から1976年12月26日」

「こんなに短い開催期間だったんだ」と今更驚きました。←強烈なデジャヴ

その時はシャガールの本物が持つ太陽のような色の輝きとその美しさに圧倒されちゃって。
「なんでこんなに凄いの?絵の具が違うの??」
「なんで汚い色にならないの?」
と疑問だらけでw

その秘密が知りたくて3回も見に行っちゃったんですね(^_^;)16歳のワシw
その時にお気に入りだったのはこの作品

マルク・シャガールの「あらせいとう」


当時は「アラセイトウって何?」て感じでしたがw
今はわかります。
「ストック」ですね。
紫羅欄花、 荒世伊登宇とも書きます(暴走族みたいな字面)

白いストックの花言葉は「思いやり」です。