山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ベイマックス

そう言えば、この前のお休みの時に「ベイマックス」(2014年 ドン・ホール クリス・ウィリアムズ共同監督)を見たんでした。
忘れないうちに感想を書いておこうっとφ(゚▽゚*)メモメモ(*゚▽゚)ノ□ペタッ

公開当時、見に行った人たちが「グレンラガンだった!」※「天元突破グレンラガン」
って言ってて「はあ、なるほど」と思ったんですが。
自分で見てみてみたら、ちょっと違ってましたね(^_^;)

両親をなくした兄弟とロボットの物語なんですが(確かにそこは似ている)
でもそれは「指輪と腕輪は似ている」(byトールキン)みたいな話で。
兄が●●してしまう話は他にもあるし、むしろキングの「スタンド・バイ・ミー」の事を思い出しました。

あと、一番思い出したのはサム・ライミ監督の「スパイダーマン2」でしたね。

「あれ?この感じ、どっかで見たことある」と思って、「ベイマックス」のクライマックスを見ている間、ワシの脳内で同時上映されてたのは「スパイダーマン2」だったんですねw

お話に関してはそう目新たしい事はない。普通に良質のジュヴナイル作品です。
ただ瞠目すべきはこの美術の部分でして。
架空の街、東京とサンフランシスコを合体させた「サンフランソーキョー」の見事なこと。
走っている車のデザインもどことなくホンダ的で、日本の雰囲気がムンムンと漂っております(な割には出てくる日本人は主人公とその兄だけな印象)

電車に描かれた(^^)←こんな表情がついた握り寿司のキャラクター。カワイイくてクールなグラフィックの数々。
そこに一番感心しましたね。


主人公のヒロ・ハマダも「日本人の男の子感」がよく出てて感心しましたが、じつはこの物語の一番の主人公はこのサンフランソーキョーの風景だったような気がします。
この街に行きたい…w