山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

もやっとする話

台風が九州の西回りのコースでやって来るそうですね…(ーー;
嫌だなー、このコースだと家が直撃されて揺れるんですよ。
しかも日曜日は仕事だし、はー、憂鬱。

憂鬱で思い出したんですけど。
すごくもやっとするwebページを見てしまって。
今日はその話を書いてもヨカですか?

胸糞悪くなるかもしれないので読みたくない人は飛ばしちゃってくださいm(_ _)m

「被東日本大震災で被災した福島とその周辺地域と、◯◯を野菜でつなぐ活動です。
 いまだ被災地やその周辺の地域では、安心して野菜が食べられない状況が続いています。販売されるのは基準値を下回る安全なものかもしれませんが、妊婦や小さい子どもがいる人や若い女性など、不安を抱えている人も少なくありません。そこで「■■■■■■■■■■■」は、規格外の野菜(大きすぎ・小さすぎ・形が悪い等)や採れすぎた野菜を、必要としてくれる人達に届けています。規格外の野菜や採れすぎた野菜は、他とおいしさは何も変わらないのに、人の口に入ることなく処分されてしまうため、せっかく採れたものを捨ててしまうのはもったいない!と活動を始められたそうです。受け取る側は送料の負担だけで、◯◯の安心・安全な野菜を食べることが出来ます。食品の放射線量を気にしながら不安な妊娠生活を送っている人が、少しでも喜んでくれますように…というのが▲▲さんの願いです。」


なんか一見、すごくいいことをやっているように読めますが。
なんだろう、このワシが感じる違和感は。
ワシの心が黒いからでしょうか?

やらない偽善よりやる偽善、と思っておりますが。

どーなんでしょうなこの、「大きすぎたり. 採れすぎたりして. 販売できない野菜が. 大量にMOTTAINAI. ことになっている. 出荷ごとに. 放射線量を 計り、. 基準値以内の野菜が. 出荷されているが、. 不安はぬぐえない」
「規格外野菜などを集め、福島へ贈る活動を している民間グループです。」て。
福島産の基準値以内の野菜が流通してても「それは食べたくない」て事なんでしょうか?

だとしたら、毎年福島の桃を積極的に買って応援しているワシって一体…という気持ちになってしまいました。
地元の人すら本音の部分では福島産の農産物を口にしたくないのだとしたら、それは…?(そんな人はごく一部だと思いますが)
流通している農産物は基準値は超えてない。安全。と思って応援の意味も込めて買ってたのですが。

店頭でもね、「コレは大丈夫なのか?」と野菜とか果実を持って詰問してくる団塊の世代のお客様にも閉口してしまいますが(「そんな基準値を超えるような商品が流通しているわけ無いじゃん」とは思うが口にはしませんよね)
かと言って、コレが「本来なら廃棄するはずの野菜を送る」のではなく、「きれいな流通できるような農産物を送る」のだったら、ワシの気持ちも収まるんでしょうかね?

なんか「もやっとするポイント」が複数散らばってて「どこから突っ込んだらいいのやら」な気持ちになってしまったのでした。
この「もやっとした気分」には答えも正解も見つかりそうにないです。

※追記

実際、もやっとした気持ちを書いてみて気が付きましたw(遅い)
これ、自分ちが農家で、自分のところで作った野菜を自腹で送っているんだったらなんとも思わないんですよ!

人様から寄付を募って、お金も野菜も人手も全部助けてもらってやっているから「もやっとする」んですなw
あー、スッキリしたw
ワシが感じた違和感の最大の部分はここだったんですねw