山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

NO前髪 NO WAR

昨日の対バンツアーについて書くべきなんでしょうけど、なんか異様な出来事?を見かけたので、その事を忘れないうちに書いておきますね。

そもそもはストレイテナーの新曲(「NO〜命の跡に咲いた花〜 」)が事の発端のようです(伝聞)

今回、初めてストレイテナーを生で見たんですけどね。
はい、とてもいいバンドで。
カラッカラに乾いた感覚にちょっとウエットな陰りが見え隠れする感覚はとてもいい感じ(漠然)
「コレはコレで得難い感覚だよねえ」と感心しつつ見ておりましたら、バラードも何曲か演奏されたんですね。

「ほうほう、バラードもバラードでいいねえ ものの例えは間違っているかもしれないけど、レミオロメンがドラマの主題歌で大ブレイクしたみたいに、ストレイテナーにもその可能性が十分にある感じだわね」
と感じました。
ストレイテナーが主題歌を担当するドラマ…ちょっと面白そうじゃないですか。

で、その流れで「NO〜命の跡に咲いた花〜 」も演奏されたんですけど。
それを聞いて、ワシは ( °o°)ハッ と気がついたのです。

「さっきのアレはこれの流れだったのか」(ーー;

実は開場前に並んでいたら、物販の前で男性がスケッチブック片手に、「NO WAR」とか「戦争反対」みたいな文言を書いたものを開場待ちの女の子たちに見せては、「コレを持って写真を撮らせてもらえませんか?」とお願いしてたんですね。

「なんでこんな事やってんだろう?まさか今日国会で野党が強行採決ガ〜〜とか騒いでるあの関連だったらすごく嫌だな」と思いつつ遠目に見ていたのですが…

家に帰ってググって解決。こんな事情だったんですね↓

今夏 "ストレイテナーと一緒にNOを掲げよう!" 映像&写真撮影企画を実施します!

2015年第二弾シングル「NO 〜命の跡に咲いた花〜」発売に合わせて、
"ストレイテナーと一緒にNOを掲げよう!"
映像&写真撮影を、夏フェス・ライブ会場にて撮影実施します。

今週7月15日(水)福岡DRUM LOGOS にて行われる
the pillows presents Deadman & Lostman」からスタートします。

※撮影スタッフは基本ライブ会場の物販エリア近辺に待機予定ですが、
詳しい場所は当日ストレイテナーオフィシャル twitter "@straightenerjp" にてお知らせ致します。

スケッチブックに貴方なりの"NO"を書いて頂き、それを撮影させてもらいます。
定期的にスペシャルムービーとして公開していきますので、
この曲のコンセプトに賛同して頂ける方からの積極的な参加を希望します!


このバンドのフロントマンである堀江さんとドラムのシンペーさんが長崎出身である事を思えば。
今年の長崎のロックフェスにてフロントライナーをストレイテナーが務めることが決まった事で、この新曲が生まれて_と思うと、色々納得の出来事なんですけどね。

なんの予備知識もなしに、いきなりNO WARの紙を掲げた人を見かけた後に、この曲(割りとスイートなバラード)を聞くと…とてもストレイテナーの印象が悪くなりましたねえ(残念)
「平和ってのは…そんなフワフワした絵空事とは違うんじゃねえの?」と感じるお年ごろなんですよもうワシは

だってファンだったら、「こんな企画があるよ」と誘われたら割りとホイホイ、深く考えもせずに賛同しちゃうじゃないですか。
そしてそれに賛同するということは、「強行採決ガー」と騒いでいる連中に連なる事につながる気もするし

誰だって戦争は反対だし、平和を願っているんですよ。
人類全体の願いでしょうよ、誰だって戦争で死にたくはない。平和な日常がいつまでも続いて欲しいんです。
でも現実は…

「カルタゴ滅ぶべし」なんですよ…
「防衛力を捨て、相手の良心以外に抑止力が無くなった時点で、皆殺しに至るまで侵略される」んですよ。
家を奪われ、土地を奪われ、もう二度と作物ができないように耕作地には塩を撒かれるんですよ。

現にチベットウイグルを御覧なさい
民族浄化は現実に行われるんですよ。
だからこそ、反戦はフワフワとした絵空事のお花畑であってはいけないんですよ。
そこを理解して欲しかったですね(何故ワシは上から)

※ところが写真を撮らせてくれと声をかけられた女の子たちは、「えー、NOって言えるのって今、前髪が無いからNO前髪かな〜」とか言ってて思わずおばちゃんは(・∀・)ニヤニヤしてしまいました()