山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ユキノシタの効用

と、言うわけで。
デトックスウォーター、次はこんな感じで作ってみました↓

レモン+ミント+ユキノシタローズマリー
+シナモンスティック+ラベンダー


ミントとユキノシタは「そのまま入れるよりこっちの方がいいかな?」と軽く揉んで両手で「パン!」と叩いて一応、香りなり成分なり?を抽出しやすくしたつもり_なんですが、ちょっとシワっとなっちゃって「なんだこの水を注いだ後の生ごみ感w」な見た目になりますな。
見た目は悪くなるけど_そのまま水を入れたものより香りが断然いいですな。

我が家はワシが山からとってきたユキノシタを植えてまして。大事に大事に株分けしながら生やしてるのですよ。
薬効成分があって「薬草」でもある山菜ですが。
耳の中とか鼻の奥、瞼の裏側におできが出来た時にはこの葉を揉んで汁を絞り出したものを塗布するとたちどころに治るので便利なんですな。

これはワシが経験則として知っているだけなので、
「本当に薬効成分とかあるのかしら?」とググって解決。こんな事が書かれてました↓

有効成分は、硝酸カリウム、塩化カリウムは利尿作用があり、ベルゲニンは解毒作用がある

小児のひきつけには、ユキノシタの新鮮な葉を水洗いし、食塩を少しふりかけてもみ、もみ汁を口に含ませます。
この葉の汁は、うるしでかぶれたとき、患部につければ効き目があります。
耳のただれたときには、新鮮な葉からしぼった汁を筆につけ、注意して患部に塗ると効き目があります。
はれもの、しもやけ、ひびには、新鮮な生の葉を水洗いして火にかざし、柔らかくして直接患部に貼ると自然に膿がでます。または、葉の黒焼きと、ゴマ油を混ぜて塗布。

心臓病、肝臓病などで、軽いむくみのあるときは、乾燥した葉・虎耳草(こじそう)を10グラムを1日量として、0.4リットルの水を加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、食前か食間に1日3回服用します。

この虎耳草(こじそう)の煎じ汁は、痔の痛みに効果があります。煎じ汁を脱脂綿に浸して、患部を軽くなでるように洗うと痛みが和らぎます

ユキノシタの葉は、一年中いつでも採れるので山菜には便利です。摘み取ったユキノシタの葉は、塩でゆでて水にさらしてから、酢味噌和え、辛し和え、ゴマ和え、汁の実、煮物などにします。
また、生の葉は良く洗ってから水気をとって、薄めに衣を裏面だけにつけて、少し低温の油で揚げると非常に美味しいユキノシタの葉の天ぷらになります。


薬用植物一覧表 ユキノシタより

排毒作用とかむくみもとれる作用があるみたいですね。
おう、コレはまさしくデトックス向きなんじゃないかしら?

今、ユキノシタはお花が咲く季節でして。
小さな白い可憐な花をつけて、涼やかな風情です。