山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ツイッターで拾った話

昨日の大荒れのお天気、みなさんいかがでしたか?
雪に埋もれた地方の方、暴風吹き荒れた地方の方。色々だった事でしょう。ご無事でしょうか?
昨日、そんな中、ツイッターで拾ったお話でもここで公開しちゃいましょう。

昨日は日本各地で大荒れで、いつもより30分早く家を出た人、電車の本数が半分に減らされて、大入り満員のすし詰め状態で帰ってきた人(うちの弐号機w)色々でしたね。
TLを見ておりましたら、年若い男子バスターズが、
「バスが40分後にしか来ないとわかって呆然としていたら、おばちゃん二人組がタクシーに相乗りしましょうと言ってくれて、結果、タクシー代ゴチになっちゃった。ありがとうございます!」
と、呟いてて。

思わず、「それは良かったね。おばちゃんという生き物は絶えず誰かに親切にしてやろうと思っているものだから、ゴチになってもいいのよ。ありがとうございます!て言って感謝してればいいのよ」というような事をお返事していたのですが。

面白いもので、世の中のおばちゃんの大半は「かーちゃん族」で。
この「かーちゃん族」という種族は、年を経て、かーちゃん業に年季が入ってくると。
ついつい若者を見かけると、その姿に我が子を重ねてしまうんですね。
それで、その若者が苦労してて難儀していようものなら、思わず助けの手を差し伸べてしまうんですwこれは習性と言ってもいいくらい。

そしてその差し伸べた手の思いの中には、「自分の子供もどこか自分の目の届かないところで苦労してたら、どこかのかーちゃん族に親切に助けてもらえますように」という祈りにも似た気持ちがあるような気がします。
少なくとも、ワシはそうです。
「情けは人のためならず」と言いますが、この親切が巡り巡って、いつか我が子にも届きますように。
そんな気持ちもあります。

怒髪天の増子さんが若いころ、世の習いに従って?「大人は信用ならねえ!」「30超えたらみんな敵だー」みたいに思ってて。
まあ、パンクスだったから、そんな歌詞の歌をがなって歌ってたそうです。

ところが。
自分がいざ、社会に出て。包丁の実演販売とかやってみたら、とくにおばさん方がとても優しくて親切で。
実演販売していると買ってくれたお客さんが「あんたが売ってた包丁、良かったから友達連れてきたよ」と言って次のお客さんを連れてきてくれる。
「かーちゃん族」が自分を励まして、助けてくれるという事が何度もあって。
それで「世の中ってあったけえなあ。大人って優しいなあ」と開眼なさったそうです。それで、書く歌詞も変わったし、自分の考えも変わった_という話をなさってました。

「かーちゃん族」は少しは世界のお役に立てているようですw