山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

プレゼントという概念を知っていれば一歳児であっても幸福を感じられる

赤ん坊にお誕生日プレゼントをあげて、一番面白かったのは、「赤ん坊がプレゼントという概念を理解していたこと」でした。
これは多分、保育園から帰ってきて、彼のお母ちゃんをお迎えに行くまでの間、ワシと一緒に見ている幼児番組のおかげではないかしら?と思う次第でございます。

時節柄、クリスマスネタとかプレゼントネタが寸劇とかで繰り返されているのですよ。
丁度良かったw
赤ん坊なりに、「素敵な包に包まれたプレゼントというものを貰えることがある」という事情はちゃんと理解していたようです。

ワシが病院に行った時についでにベビーザラ◯に立ち寄りまして。
「コレなら間違いなかろう」とトミ◯のミニカーをチョイスしたわけです。
その時に、「まずはこれ、フィアット・チンクェチェントだろう?」と白いチンクェチェントを手に取り。
あとはバランスを考えて、「働く車代表」として真っ赤な郵便配達車。
彩りを添えるという意味でロータススーパーカー(ゴールド!)
という組み合わせで購入しまして。

「赤ん坊とはいえ、気は心。一応綺麗な袋にいれてリボンをかけてから渡すか」と一応、ワシが気を使ってラッピングしていたのですね。
これが良かったε-(´∀`*)ホッ

ちゃんと「プレゼント」という概念を理解してた赤ん坊は、リボンを掛けられた綺麗な袋を見て最初はビックリして。
その直後に、「俺のもとに、あの、プレゼントというものがやって来たのか!?」
と「自分の幸運が信じられない!」という表情になり、
「早く、早くあけて!」と彼の母親に渡し、
中身を見てのあの残像写真になるわけですよ。

多分、「プレゼントという概念」を知っているのと知ってないのとでは反応は全然違ってきたはずなんですよね。
赤ん坊は幸いなことに、テレビを通じて、「綺麗な包に包まれた素敵なものが貰えるプレゼントというものがこの世にはあるらしい」と理解していたおかげで喜びも倍増だったワケですよ(^_^;)

なんせビンボーな家庭で育てているので、今まで意味もなくプレゼントを渡すとか言う習慣がなかったので、赤ん坊の喜びもひとしおだったようですね。


ま、そんな赤ん坊ですが、一番のお気に入りはやはり、リモコンとか「何かの蓋」なんですなw