山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシ、狸御殿に行く

レトルトも帰ってきてたし、「じゃあ今日はちょっと変わったところに行ってみようか」という事で行ってまいりました。
今から悪口書くので詳細は避けます…w
各自、気になる方は調べてください。
地元の人ならすぐわかるw

それは山の中の狸御殿
産廃業者が並ぶ工業団地の敷地内に突如としてそれは現れます。
へしゃげた車やら金属がうずたかく積んである殺伐とした眺めの工場の横の長いアプローチを通って、妙に眺めが良い駐車場に到着。
下界が見渡せて普段見ない角度で山が見えるのが不思議な気がします。
最初、「?なんでこの眺望を利用しないんだ?」と首を傾げつつ狸御殿へINします。

この地域でははびこる竹の処分に困ってて「竹伐り隊」を編成してボランティアで竹の処分を進めているというのに、この狸御殿には何故か竹がわざわざ植栽として植えられております。

「竹に囲まれているのは雀のお宿だよなあ、でもココは狸御殿て印象だなあ」
と思いつつ、敷地内の工場を横目に整理券をもらってまずは「ラーメン博物館」にIN。

こ、これは…(ーー;
コレを作った人は多分…博物館に行ったことがないみたいですねw
ヒドイ、あまりにもヒドイ展示内容。
ひとんちの台所の方がまだ見るべきものがありそうですよ。

これはひどいなあ」と思いつつ背面を見ると、有名人のサインがズラリ。
有名人のサインのほうがよほど見応えがありましたね。
鳥肌実のサインがかっこよかった!「玉砕」て書いてありました(^_^;)

あとは社長の訓示?商売の教訓?人生訓??みたいなどうしようもないゲロ吐きそうなお言葉の数々がパネルで展示されてて…
「ココは宗教施設かw」とみんなで笑いながらとっとと外へ。
しばらく、座り心地の悪いベンチ(高さも高過ぎるのに足を掛ける場所がないし、座面が狭くておしりが痛くなる拷問系ベンチ)に腰掛けてしばし、順番を待つ。

順番が来たので食券を買って昭和30年代の屋台を模した店内へIN。
おしぼりすら出てこないw水すらセルフサービスw
店内のサービスも昭和30年代なラーメン店です。
ここで21世紀のお値段を払ってお高いとんこつラーメン食べます(^q^)

もともとこのお店の本店に一度行ったことがあって。キャナルシティにある支店にも行ったことがあって。
どんなお店か?は知ってたのですが…

自分が味の指定をして(こってり、あっさり、麺は固め、やわ目、葱は青か白、辛味噌入れるかどうか、にんにくはどうするか)おいて食べるので、美味しいとかいう以前に、「こんなものか」という気持ちになるラーメンを出す店でしてw
なんか釈然としませんね(^_^;)

お店の動線もアレだし、アプローチでお客をこんなに遠回りさせるのもどうかと思うし、なんで工場が手前にあるのかも謎。
「ワシだったらあの眺望を活かしたラーメンレストラン作るなー」と言いつつ狸御殿を脱出。

多分、もう二度と来ないですな。