山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

実は手術しても放射線治療でも治る率は同じぐらいだそうで

台風が来ているはずなのに、台風発生以来、実に静かなこの辺り_であります。
強風も吹かないし雨すら降らない。
昨日はスーパーでも巨大台風に備えて食料品の備蓄をする人の波で、あっちゅーまに肉とパンが買い尽くされて棚がカラッポになっていたのにね。
あまりにも雨風が無く、静かな朝でした。

報道等で見ると台風の進路は予想を大幅にはずれて、なんだか台風本体よりもそれに刺激された梅雨前線の方が被害が大きいようですね。
うちの近辺も土石流警戒区域なので、怪しい音がしたり臭い匂いがしたならば、すぐに逃げ出したいと思います。

この蒸し暑さで裏山からアナグマが降りてくるし(ーー;
(なのにバトンは吠えない!何故だ)
雨を予感した巨大なムカデが家の中に逃げこんでくるし((ーー;
天候はどうあっても野生生物との戦いは続くわけですよ。

弐号機の高校が臨時休校になっちゃったのに、いつもどおり4時半に目が冷めちゃう不憫なこの身。
「台風どうなったんだっけ?」と枕元のTVをつけたら、こんなニュースをやっておりました↓

http://mainichi.jp/select/news/20140710k0000e040219000c.html
楽家坂本龍一さん(62)が中咽頭(いんとう)がんであることが分かった。当面の間、治療に専念すると、
坂本さんのレーベルを共同運営しているエイベックスが10日、発表した。

坂本さんは、今月19日に開幕する「札幌国際芸術祭2014」のゲストディレクターを務めているが、
関連イベントやコンサートのほか、年内のスケジュールはすべてキャンセル。
滞在先のニューヨークで治療に専念する。

坂本さんはホームページで「多くのみなさまに、多大なご迷惑をおかけすることは深く承知していますが、
自分の身体あっての仕事ですから、このような苦渋の選択をせざるをえませんでした。
必ずきちんと治して戻ってまいります」とコメントを発表した。

坂本さんは、1970年代後半からソロ活動を始め、「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」でも活躍。
俳優として出演した映画「ラストエンペラー」では音楽も担当し、アカデミー賞グラミー賞を受賞した。

【岸桂子】

あれ?
ワシはファンではないのでよく知らないのですが…
確か、美雨が生まれた頃、「煙草はゆっくりとした自殺だからやめる」とか言ってて。
煙草卒業宣言をしてたみたいですけど…ニュース等を読むと、たばこをやめたのはここ10年ぐらいの話なんですね…(禁煙失敗しとるやん)

原発の立場から「放射線治療は拒否」なさるようですね。
まあ、確かにがん治療で一番つらいのは放射線治療だったので(ワシの場合)500歩ほど譲ればその気持も分からないではないですが…
でもご自分の立場を優先して、自分の信じるもののために命をかけるってどーなんでしょうな。
十代の頃だったら、「へー、そんな人も世の中にはいるのね」とびっくりしたでしょうが。
残念ながらワシはもう初老なんで。
「ばっかでー」としか思いませんが。

咽頭がんだってわかったのはどうやってだろうな?と考えると不思議な気がします。
放射線がだめならレントゲンもMRIもCTもダメだろうし…
「なんだろう?目視で確認したのかな??」
(現実的に考えてみれば細胞診とか??)
不謹慎なことに何故か考えれば考えるほど(・∀・)ニヤニヤしてしまうニュースであります…

※いやしかし、今最先端の治療法である重粒子線がん治療とか受けられる立場だろうに敢えて受けないって。
贅沢ってか豪気ってか単なる◯◯なのか。