山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

最強のふたり

レンタルしてきた映画、お次はコレ、行ってみよー(^O^)/↓
最強のふたり

おフランスは花の都パリで、大富豪の障害者が有色人種の移民の青年の介護を受ける事になり、二人の間に奇妙な友情が生まれる_というお話です。
そりゃあ、こんないい環境でやりがいのある職場だったら大概の人類は更生できるでしょうよ_と思うワシははいはい( ゚Д゚)y─┛~~

伝統ある家柄の大金持ちのインテリ雇い主。
コレを見てて思い出したのは実はカズオ・イシグロ「日の名残り」でした。

身分を超えて人と人とが対峙するときに生まれるこの「絆」とも呼べる不思議な関係。
それをうーんと現代的にアレンジして、移民問題もぶっこんでみたら出来たのがこの映画?と思ったんですけど、これ、実話ベースなんですねw

現実では介護の青年はアルジェリアからやってきた一見見た目は白人の青年で。そこが映画とはエライ違いですが。
二人は別れがたく、お互いを必要とし。
二人が一緒にいればお互いの世界が光り輝く_というのは、実は案外、恋愛抜きでもあり得る世界なのかもしれませんね。

ワシもマセラッティを運転させてくれる雇い主が居たら、ダンケルクでも何処へでも連れてってあげるわよー。
フランス人なのにマセラッティに乗っている。
コレが雇い主である障害者の大富豪のキャラクターを一番雄弁に語ってましたよね。