つまりね。
トリビュートを聞いて好き嫌いが出るって事はごく当たり前で。
しかもどんな部分がダメなのか?と自分で考えるって事は、自分がピロウズのどんな部分を好きなのか?って自分で検証できることになるんじゃないかな?と思うわけですよ。
みんなで考えて遊ぼうぜ!⊂(^-^)⊃
と、言うわけで。
今度の通勤のお供はブッチャーズのトリビュートなんですが…
なんかもう泣ける泣ける。
理由はよくワカラナイし、そんな事でセンチメンタルになるような女ではないのにワシ。
なんかもう、一曲目から爆泣きですよ。
こんな美しい音楽が日本にあったのだと。
強烈な個性を放つギタリストが居て。ちゃんと新作をリリースしていたのだと。
そして最後の数年間とはいえ、ワシはその現場に立ち会う事もできたのだと。
「ボーカルが違う」ただそれだけで、この音楽のエッセンスが更に抽出されて、キラキラと輝くんですね。
曲によってはビジュアル系にすら聞こえる。
ソレくらいに美しいんですよ。
「綺麗なジャイアン」て言葉があるけど。
吉村さんは生前、よくジャイアンに例えられてましたが。
無邪気な小学生男児がそのまま中年になったような人で。
無頼と純情が同居するような不思議な人でしたな。
彼がこの世に居てくれたお陰で生み出された数々の楽曲が。
トリビュートという形で改めて世にでる。
多分、bloodthirsty butchersというバンドをよく知らない人にGuide toするのに凄くいいアルバムになっていると思います(ルー大柴?)
こんなギタリストが。シンガーソングライターが居たんだよ、って。
欧米に誇れるようなミュージシャンが居たんだよって。
ひとりでも多くの音楽ファンに聴いてもらいたいアルバムですね。