山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

春の雨

不思議なもんですなあ。
ボイスが死んでバトンが来た。
バトンはボイスの代わりにはならない犬で。ようよう最近になって飛びつく癖が治りつつ有ります(おやつの力は偉大!)

ワシの心に空いたボイスの形の穴は埋められる事なく今に至るわけですが。
最近はもう、「ボイスの形に開いた穴はもうそのままでいいのかな」とも思うようになりました。
ココ数年来、その穴が空いている事が辛くて。
自分の身体に空いた穴より辛くて。

雨が降れば、裏山に眠っているボイスに「寒くないかい?」と声をかけ。
自分の傷口とグチグチと向き合っている日々でしたが。
死ぬまでこの空いた穴と一緒に生きていこうと思うようになりました。

ボイスが死んだことで、ボイスは色んな事を教えてくれました。
自分が何を欲しがっていたのか。
自分がどう生きたいのか。
ハッキリ見えてきた気がしますなあ。気のせいかもしれませんがw

初号機は結婚、出産でなんとなく身の振り方も決まってきたし。
弐号機ももうじき受験が終わるし、終われば先も見えくるでしょう。

さあ、ワシはこれからドコへ行こう。
きっとドコへだって行けます。
自分の人生を生きたいですね。