ムーンライダーズのドラマーかしぶち哲郎さんがお亡くなりになられたそうで↓かしぶち哲郎さん死去
食道がんだったんですね。
２０１１年末にムーンライダーズが無期限活動停止になり。
「震災をきっかけに活動休止か」と漠然と思っていたのですが、なるほどね。メンバーが重病となれば活動を続けることは単純に無理ですね。
とても変わったドラムを叩く人で。
「彼女について知っている２〜３の事柄」での変わったドラムパターンは衝撃でしたね。
ツタンタ、タタタタンタンタン、ツタンタ、タタタタンタンタンみたいな？＜通じないｗ
その後１０年近く経って「ランバダ」のリズムが出てきた時に、「あれ、似ている」と思ったことを思い出します。
先鋭すぎてなんだか「ヘン」な領域まで行ってしまった、ムーンライダーズというバンドにふさわしいドラマーでした。
ソングライティングの才能もおありで。（飛びおり自殺したアイドルの）岡田有希子に書いた曲とかいい曲が有りましたなあ。
そういえば、鈴木さえ子と一緒にCMに出ていたこともありましたっけ。
耽美的な芸風で古いヨーロッパ映画のような世界観がある人でしたが、ご本人は北関東の訛りが抜けないままで。
そこもなかなにチャーミングでしたな。
１９８０年代に出た彼のソロアルバム、「リラのホテル」「彼女の時」両方、持ってました（今も持っている）がな。
では、最後はワシがよく鼻歌で歌っている彼の曲を一つ、皆様にご紹介してお別れといたしましょう。
Tetsuro Kashibuchi(moonriders) - D / P (ダム / パール)
