山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

赤ん坊に誓うワシ

昨日の夜も仕事の後、弐号機連れて大急ぎで病院にお見舞いに行き、しばし赤ちゃんと戯れて(〃∇〃)帰ってきたのですが。
その後、弐号機が「感に堪えない!」といった表情でこう言いました↓

「赤ちゃんってすごいねえ!いるだけで周りがみんな幸せになって元気が出てくる。やる気が湧いてくるよ」

…実は母もそうなのだ。
仕事中もバリバリ機嫌が良くて、体がよく動く。
お客様にもニコニコ笑顔で対応しているぞ。
人に親切にしたくなって、優しくしたくなる。

「赤ちゃんがいる」
ただそれだけの事実が、眩しい真新しい命が、ワシらの命に火を灯すんだなきっと。

うちの娘ズはなんでかしらんけど、幼い頃から「赤ちゃん大好き」なんですな。
…ワシが赤ちゃん大好きだからだろうか??
謎ですが。

初号機なんか「こんなに若いのに母親になっちゃって…」と最初の頃は心配することのみ多かったのですが。
妊娠中に料理も覚えて色々と家事も頑張っている。
出産後も赤ちゃんのお世話を覚えてせっせと頑張っているのを見ていると、
「なるほど、なるようになるものだな」と思いますね。

自分の場合はどーだったかな?と思い出すと…
自分が人間一人の命を預かったという事実の重さに潰されそうでしたね。
誰も頼ることが出来ない状態での子育てのプレッシャーが重すぎてひどいマタニティブルーからうつ状態になり(苦笑)
しかも姑はいつ癌が再発するかわからない状態(再発すれば半年も持たないとわかっていたので)で。

暗闇の中でもがき続けた初号機の新生児時代でしたが。
癌が再発した姑があの世に召されてからも、暗い悲しみに包まれた時に、初号機の存在がどれほど救いになったことか。
真新しいピカピカの命が自分のそばで輝いている。
この事実だけで生きる勇気がわきました。
「この子がワシに与えてくれた勇気に報いるためにも、この子が将来、どんな極道になっても赦し守り支える事を誓うわ」

と、思ったんで、今こーいうことになっております。
「周囲から無理と思われた子育てでも、なんとかなる」
のはワシで既に実証済みですからw