山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

生放送逃走事件で思い出す

昨日、TVを見ていたら。
生放送中に某タレントが怒って席を立って番組降板を宣言しながら去っていくという珍しい番組をやっていたんですね…ワシはその番組をたまたま見ていたのですが、最後の方しか見てなかったので知らなかったのですが。
そんな事が(^_^;)起きていたとは。

そのタレントさん。
たまたまワシ、今週彼がレギュラーを務めているラジオ番組を聞いてて。
彼が休みの日に子どもと体験した「悔しい話」を話されていたのですが、ソレを聞いてて。
「アレレ??」(゚Д゚)ハァ?
と思ってた人だったので、その騒動(生放送中に逃走)を聞いても「やりかねんな」としか思いませんでしたが。
まあ、その話(ラジオ)は聞いてない人も多いと思うので、忘れないうちに書いておきますね。

洗濯物を干しながら聴いていたので間違いもあるかもですが、大体の内容はこんな感じでした↓

某タレントさん、休みの日に息子さんと映画館に出かけて映画を見ました。
すると、近くの席にずーっとケータイ(スマホ??)を起動したままで発光する画面を見て操作している人がいて。
その人のことが気になって仕方ない。
ツイッターだかなんだか知らないけど云々」
とタレントさんはおっしゃってましたが。本当にツイッターだったかどうかは不明。

んで。映画が始まってもその人は画面を閉じない。
画面が発光するのでそれが視界に入って気になって映画が全然頭に入ってこない。
「文句を言うべきかどうか」と迷っているうちに映画は終わって。
エンディングに差し掛かったら、そのケータイをいじってた人は映画の最後のシーンを見ないままで席を立って出て行っちゃったそうです。

ソレを見たそのタレントさん。
「悔しくて悔しくて涙が出た!」
とおっしゃるんですね。
「え?なんでそこで泣くの??」とワシ、びっくりしてしまってそれですごくこの話が印象に残ったんですね。


「な、なんで50にもなる人がそんな事で悔しくて?泣くの??」と困惑するワシ。
どんな理由で泣いたんだろう??

・映画館でマナーがなってない大人を大事な我が子に見せてしまったから?
・自分がその人に注意してやめさせることが出来なかったから?
・タマの休みで映画を見に来たのに台無しにされたから?
・映画そのものに対する態度が失礼だと感じたから?

…本人じゃないので、その理由はよくわからなかったのですが。
この白髪頭の痩せた小さな50のおっさんがヤルことにしては…子供じみているというか。
「その人にだってなんか理由があったかもしれんやん?」とかワシは思うのですが。

だって、泣くほどのことじゃないやん

文句があるんだったら、その人にちゃんと言えばイイ。
「眩しくて気になるのでケータイは閉じてください」とか。言うだけタダやん。それで言うことを聞いてもらえたら「ありがとう」て言えばいいし。
聞いてもらえんかったら、映画館の従業員に言えばイイ。

でも、それすらもとても言えなさそうなぐらいコワイ人が相手だったら、よほど人気の映画で無い限りはどこかの席が空いているはずだから、映画の途中でもそっと席を移ればイイ。
それでも逃げ場がないほど切羽詰まってたら…
うーん、そういう経験はワシにも有りますが…
本当に映画が面白かったら気にならなくなるけどなあ。
(実際、同じように液晶画面をずーっと見てた人が近くにいた事もあるし。他は、隣に浮浪者のカップルが座ったことがあって、あまりにも強烈に臭くてワシは「こ、これは!?」と思ったことがあったけど、映画が始まったら面白くて?鼻が麻痺して??気にならなくなりました)

で。
「クライマックスの途中で席を立った」
と言うことを強調しておられましたが。
それがあまりにもつまらん映画だったら、ワシだって席を立って出て行くこともあるかもw

あと。その人は何かの時間調整のためにたまたま映画館に入っただけで。
時間が来たから席を立って出て行った事もあるかも。

とまあ、ワシはかように。彼が「悔しくて泣いた」理由がさっぱり理解できなかったんですね(がさつだから??)
悔しくて泣いたなんて事…手に届かない男を好きになって悔しくて一人でひっそり泣いた事ぐらいしか無いワシには(苦笑)50歳男性が子連れでこんな事で出かけた先で泣くなんて…w
子供もさぞかしびっくりしたでしょうな。子供が可哀想(´・ω・`)オマエノトーチャンヘタレヤデ

そのラジオを聞いてて思ったのは。
「なんて導火線の短い人」と言う事と。
「この癇癪の仕方って老人性の何かのげふんげふん」という事でした。

この生放送事件は実はこの映画館事件とも関連があるような気がしますな。
ただ、このやり取りを最終的にお笑いに昇華しきれなかったのは彼の本業である「お笑い」の腕の悪さに他ならなくて。
「こりゃあ、もうワイドショーのコメンテーター業、お笑い文化人枠の活動はもう無理だわね」
と世間に実感させることになったのは間違いないようです。

本業、がんばろう!<大きなお世話