山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

スーパーで飛び上がる友人J

スーパーで偶然友人Jに出会う。
「きゃー、久しぶりー!!」と挨拶して、
「実は、大変なことが起きまして」とワシが言うと、友人J、「なに??」と怪訝な顔をする。

「年内に、初号機ちゃんが赤ちゃんを生むので、ワシ、おばあちゃんになるのです」

と告白すると。
きゃー!!なんて素敵なの!?学生結婚??すごく嬉しいわ、おめでとう!私より先におばあちゃんになるのね?羨ましい
と飛び上がって喜んでくれた。

…持つべきものは友ですなw

彼女は学者の奥さんでワシより5歳年長。
夫の仕事の都合で世界中の大学(ヨーロッパ〜ロシア〜北米〜オーストラリア〜日本)を渡り歩き、研究の日々を送る生活の最終拠点を我が家の近所に求めた人なのです。
ワシの方が先にこの土地に住み始めたので、「小さい子供を持ちながらココ(ど田舎)に住むのってどんな感じ?」とワシに話を聞きに来たのがワシと彼女の出会い(共通の知り合いが居たので仲介してもらった)

彼女が引っ越してきてからは、子供同士の年が近いこともあり、仲良く行き来していた。

「あ。Aちゃんは?」
と彼女の息子の動向を尋ねる(初号機より1歳年上で同じ大学に通っていた)と、今は京大の博士課程に行っているそうで。
「学者の息子はやっぱり学者を目指すんだなあ」と感心。

「若い時に結婚して苦労するのはわかりきっているけど、でも、その苦労だって乗り越えられない苦労じゃないはずだよね。若い二人が愛しあって結婚するってしかも赤ちゃんが生まれるって、素敵じゃない?」
…彼女のこの楽天性にワシはいつも救われるわw

しかも彼女はいろんな土地を歩いて人種差別にあったりしながらも家族を守り、頑張ってきた人なので説得力が半端ないわよね。

彼女の息子二人とうちの初号機はとても仲が良くて。
幼い彼女の息子二人と初号機が、きゃっきゃとはしゃぎまわって遊んでいた様子が、ありありと思い出されます。
ふたりとも美少年で(見た目はほとんど白人)可愛かったなあw

幼稚園の頃の初号機は、
「私、英語はワカラナイはずなのにあの二人が話している言葉が不思議とわかるのよねえ」
とか言ってましたが。
当時、二人は博多弁喋ってましたがな(^_^;)

友人Jは別れ際まで、
「なんて素晴らしいの、私まですごく嬉しい気持ちになるわ。初号機ちゃんにおめでとうって伝えてね!」
とニコニコしながら喜んでくれた。

ワシの方は、親戚一同、友人一同、大喜びなんだけどなあ(苦笑)