山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

自律神経失調症の恐怖

本格的な日記の再開はまだですが。
ちょっと気がついたことがあったので、忘れないうちにメモしておきます。

今から16〜7年前のこと。
ワシの知り合いの方が急に亡くなりまして。お葬式に出席しました。

この方はワシがボランティアに行ってた施設で知り合った方で。
偶然にも会社員時代のワシをご存じの方で。
年も同じだし住んでいた場所も近かったので、親しくなりまして。
子供の年も近かったのでよく話しておりました。

その方がワシがたまたま駐車場でお見かけした翌々日に心臓発作で急死なさって、身体に障害がある奥様と一粒種の娘さんが残されたわけです。

お葬式に出席したらその奥様と亡くなった方のお母様が崩れ落ちるくらいの勢いで泣いてらして。
父親の死がまだよく受け止められない幼い娘さんが、その奥様の手を握って、ぎゅっと力の入った表情で立ちすくんでいたのを未だに思い出します。

その亡くなった方はボーイスカウトのエライさん(?)でもあったので、ボーイスカウトの人たちが来られてお葬式の最後に歌って見送ってらっしゃいました。

とても蒸し暑い日で、ひどく疲れた体で一緒に葬式に出席した友人たちと無言のまま家に帰ってきまして。
その夜に体の異変に気が付きました。

目が左右に流れるというか。
ヒドイ眼振(?)が出て、目が開けられないのです。
まぶたを閉じても眼球が動いているのを感じるくらいで、目を開けると風景がものすごい勢いで流れてゆくのです。
風景が見えないくらいの素早い動きでザーーーーーーーッと、流れてゆくのです。
なので、風景は線状の残像になりまるで捉えられません。
起きていることも出来ないので、そのまま無理やり目を閉じて、失神するように眠りました。

その後、放射線治療の時もヒドイめまいに悩ませられ。
ソレには「放射線宿酔」という名前がちゃんとありましたが…

起きた理由は全部同じであるような気がします。
ワシの悪いところは全部を引き受けて自分の身も心も全部かけて、一人でなにもかも解決しようと頑張っちゃうことなんですよね。
無理だったら倒れていればいいんですよ。
そんな体のSOSを無視して気が付かないふりをして、我慢して頑張ろうとするから体が悲鳴を上げてストライキを起こす。

今回、左目の視力を失ったのも同じなんですよね。
なんとか視力は随分回復しましたが。
次はストレス性の結膜炎がでかかっているっていうね、もう()