山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

糸島ワイルドライフ

そう言えば思い出しましたけど、一度だけマナヅル?ナベヅル??の渡りを見たことがあります。
大きいから迫力がありましたねえ。
高い上空を群れをなして、山の頂上をかすめて飛んでいくのを見ましたよ。
我が家の裏に山があるんですけど。
この山が海に突き出しているので渡り鳥の目標になっているらしく、季節になると沢山の鳥達が行き交います。

引っ越してきた当初は家のすぐ近くの田んぼで冬越しするナベヅルが一羽だけいて。
毎年近くで観察するのが面白かったですね。
最初は「灰色の作業着を着たおじいさんが田んぼの端に立っている」と思って近づいたら、ツルだったんでビックリしました。
動物園以外でツルを見るのは初めてだったので驚きましたね。
刈り取りの終わった田んぼで霜を踏みながらなんか拾い食いしておりましたっけ。
でも何年か経つうちに、いつのまにかその個体も渡ってこなくなって、冬の田んぼが寂しくなりました。

二号機の中学校の理科の先生が
「この学校に赴任して驚いたのはカラスアゲハが普通に飛んでいること」
とか言うので生徒に笑われておりましたなあ。

ワシはアオスジアゲハがふんだんにいるのに最初びっくりしましたがね。
あと、普通にヨナグニサン(日本最大の蛾)が玄関先に止まっているのを見た時も驚きましたなあ。
南風が強い日は風にのって南西諸島から飛ばされて来るのか?
アサギマダラとかも居ますねえ。
蝶や鳥にもっと詳しかったらもっと色々楽しいんでしょうな。

そして弐号機の理科の先生は生徒たちに、
「え、先生、イノシシも穴熊も見たこと無いの??」とか言われて笑われていたらしいですが。