山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボカシは一袋150円(一袋で一ヶ月分)

昨日は「ボカシ」を買いに県境を超えて山奥の産直市場まで出かけて来ました。
「ボカシ」とは生ごみ処理用に発酵を助ける酵母菌がまぶしてあるおがくずのようなものでして。
生ゴミは水分をよく切って、この「ボカシ」をふりかけて庭のコンポストに入れておくと、数ヶ月で良い感じの堆肥になるので。
それを庭の木々の根本に埋めて回るのですよ(そうすると果実もよく実る)

車で峠を越えるとあちこちに雪が残ってて。
路面は凍結はしてなかったのですが、道の脇にある湧き水が落ちてきている小さな滝が見事に凍っていて。
つららになっててびっくりしましたね。


道の脇に温度を表示する電光掲示板があって。
その表示によると「5℃」
山の上はやっぱり寒いのですね。

産直市場で「ボカシ」を6袋買い。
今夜は初号機の彼氏が泊まりに来るので「ハズレのないお鍋にするか」と決めていたのですが。
産直市場で「イノシシ肉」のパックを見つけたので購入。

そういえば、最近TVで立て続けに「今、猟師という仕事を復活させる意味」みたいな特集をやっていたのを見たので。
「ああアレか」と納得。

すっかり里山と山を隔てるものがなくなってしまい(限界集落では山の手入れをする人手が無いので山が荒れ放題になり、結果、野生動物が里に下りてきて被害を与えるという構図)
今こそ、猟師という仕事を復活させ。
野生動物の肉を「ジビエ」として流通に乗せてお金を回すというシステムを作ることが急務である__みたいな番組だったのですが。

やはり仕留めた動物を精肉加工する場所が必要なんですよね。
うちの近所もイノシシはやたらいっぱいいるけど、イノシシの肉を売っているお店は__1〜2軒しかないはずです。
「ふむ、この産直市場の近所にはちゃんとした加工場があるって事か」

薄切りのイノシシ肉が10数枚入ってて500円なり。
「すごいな、イベリコ豚よりお高いかも」

豆乳鍋に入れて食べてみましたがなるほど。
これならイベリコ豚の方が美味しいような…ゴニョゴニョ…

※追記
・ちなみにイノシシ肉は残った鍋で雑炊にしたら美味しかったです。煮込み料理に向いているのかも?
・「ボカシ」の信奉者はワシではありません。うちの夫です。
ワシは生ゴミにふりかけるものは普通のおがくずとか竹のチップ等で十分と思っております。