皆さんワシの東京行の詳細とか興味ないだろうから、単刀直入に参ります。
セトリは上げている人がいると思うのでそちらでどうぞー(´ω`)と言いたいがそれじゃあまりに不親切。
一応、書いておくからなっ(ツンデレ)
01.Grace to you(バイオリンはさすがに打ち込み)
02.Daybreaker(うーん、60年代)
03.All Creation(超素晴らしい!!)
04.News for you(iTunesで世界配信おめでとう)
05.The child of wheat(麦っ子<マジ!?( ゚д゚))
06.Gemini(螺旋状に続く一つのフレーズとそれをめぐって展開してゆく壮大なイメージは「ラピュタ」)
07.Sylvia(オランダのバンドFocusの大ヒットインスト)
08.She(原曲はシャルル・アズナブール←超女泣かせ)
09.The Court of the Crimson King(おばちゃん手を叩いて大歓喜!!)
10.Sweet little deal(一番好きな曲)
11.Gabriel's Oboe(エンリオ・モリコーネ作曲 映画「ミッション」から)
12.Rutile(調子っぱズレっぷりが素敵)
13.Beautiful Struggle(この曲のこのクォリティの高さは別格 「全てはココから始まった」)
en)Where do you go(皆さんドコに行くんでしょうね?)
このソロライブ。見る前は「果たしてどんな内容になるのかしら?」「そもそも持つのかしら??」(←失礼すぎやろ)「どうしよう途中で退屈したら」「あくびしたら失礼よね…」
などなど心配していたし。
なによりご本人が、緊張してたらどうしようとか無駄な心配までしていたのですが。
まあ実際。出かけてみれば。
南青山 曼荼羅。
イタリアのカタコンベ(地下墓所)みたいな素敵なお店で。
なんか子宮ぽい(例えがキモイわね)洞窟みたいな穴蔵のお店で(すまん、田舎者なのでうまく例えられないw)
ぴぃさま本人は「ラグジュアリー」とおっしゃってましたが。なるほど。
「オトナな空間」(確かに地下墓所は究極の大人とも言える気がする)でありましたよ。
カクテルを頼んでチビチビやりながら後方のソファにゆったり座って素晴らしい演奏の数々を堪能致しました。
丁度、関係者席が真ん前にありまして。
ぴぃさまのしょーもないギャグ(失礼)にいちいちオオウケしている美少女がそのまま大人の女性になったような方の姿を確認いたしました(謎)
「なるほど、美男美女のプルカー(チッ)」←単なるヤッカミ
いやいや。奥様の為に多分、渾身のギャグを考えて来たのだろうと。
ワシの妄想がですね(いやもうおばちゃん、妄想はいいから)
でもさすがに「Gemini」はラピュタのイメージで〜とかMCした後に渾身の演奏をして。
終わった途端に「バルス!」(映画「天空の城ラピュタ」のクライマックスシーンで唱えられる「滅びの呪文」)って言うのは…
お客は失笑、特定の方にはオオウケってのは。
横で見てて超微笑ましかったですよ(*´ω`*)仲がいいのねー(・д・)チッ
あ。なんかライブレポじゃなくて「演奏者と観客(特定の人)」の観察記になりつつある。
いかんいかん。軌道修正!!
※すみませぬ、しかもこの方、「ただの笑いのツボが浅い美人さん」であるかもしれないのでたんなるワシの妄想含むってことにしてくださいプリーズm(_ _)m
知っている人は知ってますが。
ワシ、実は元プログレ少女で。
中学生時代はどっぷりプログレ道にはまりまして。恥ずかしいので大声で言わないだけですけど。
実はプログレッシャーなんですねw
ぴぃさまもそうだとお見受けいたしました。
音楽遍歴がとても近い!嬉しい!!(・∀・)
Focusのヤン・アッカーマンが悪人顔とかw「ああ、そうそう!」と思い出してワシにだけ大受け←
「自分が若いころ自分のギターで地球の地軸の歪みを矯正してたと本気で思ってて。他のギタリストはそれができなくて本当に可哀想だな」(本人MC)
との思い出から入っていくキング・クリムゾンのデビュー曲(この曲名からバンド名も由来しているんですよ?この前BS-TBSの番組でピート・シンフィールドが「ゴシック風でいいだろう?」て言うてたわ。ピート・シンフィールドはワシの初恋の人よ←)
細部に渡るまで完コピしてあってですね。おばちゃん、感動で涙ちょちょぎれ。
ロバート・フリップのシャカシャカした音とも違う。深い、厚みのある豊かなむっちりプリプリ音で奏でられる「クリムゾン・キングの宮殿」は…
うん、確かに、地球の地軸の歪みが治ったよ!!(・∀・)
そして気が付きました。
「ああ、コレはぴぃさまの音楽的な遍歴と、その音楽が生まれた土壌を確かめて回る、一種の音楽漫遊記なのだな」
と。
だから「ギタリストのソロライブ」
というのとは厳密には違っている気がしました(なんでキーボードの青柳アニキがフューチャーされとんねんなあ)
「音楽を大好きな少年が。音楽を大好きなママおとなになって。未だに音楽が大好きで。先人たちにリスペクトを送りながら同時にその身を音楽の神様に捧げているのだ」
と。気が付きましたね。
「ああこれは。音楽好きなら必見のライブだったね」
ライブが終わってワシは気が付きましたよ。
「Beautiful Struggle」では曲の意図するところが生演奏ではより明確になっていた気がします。
家族の困難の季節を思い。その苦しみを健闘を讃える楽曲になっていると感じました。
鎮魂の鐘の音。
その苦難の季節をやりぬく家族の姿を見守り、励まし。
戦う姿を重ね、思いやり。その姿を「美しい」と言う。
この曲を作ったぴぃさまの気持ちにぐっときましたね。
思わず涙が出ました(今回初)
ところがライブ終了後、ワシは次のライブに行かねばならないのでとっとと移動!
してたら、路上で見知らぬ若い女性から、
「山麓日記を書かれている方ですよね?毎日読んでます!」
と声をかけられてビックリするワシ(そういえば武道館の時も路上の暗がりから「ボイス母さんですよね?」と声をかけられたっけ)
駅までの道のりをちょっと話しながら歩いて。
彼女が緊張しているので「ん?なんで??」と聞くと、
「いやー、毎日自分が読んでいるブログの書き手さんにお会いできて話せるなんて緊張ですよ!」
とおっしゃるので。
「スーパーのパートのおばちゃんに緊張する人は居ないよ?」
と言っておくワシ(´ω`)
そして次の舞台は秋葉原へ続く!