山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

すかんち30周年ツアーラスト公演のゲスト

朝、ツイッターを見ていたらROLLYが2月9日のすかんち結成30周年ファイナル公演にオリジナルメンバーのSHIMA-CHANGが参加することをつぶやいていたので、びっくりして慌ててググるワシ。
ありましたちゃんとニュースとして発表されてたんですね↓

Shima-changも参加!すかんち30周年ツアーラストは渋公で

2009年にSHIMA-CHANGは自宅のあるマンションの階段で転倒し、脳挫傷という重症を負って。
確か2010年には彼女の治療費としてのカンパを集めるためにROLLYすかんち再結成ツアーを全国でやってて。
「そんな事になってたんだ」とショックを受けた事がありました。

おそらくその再結成ツアーで色々思うことがあったんでしょうな…
このナタリーの記事も
「まだベースは弾けないかもしれないが歌は歌いたい、という本人の切実な思いを叶えるべく出演が決定した。」
ていうのが泣かせるじゃないですか…

バンドっていうのは「運命共同体」ですから。
解散したからってそれで終わりになるってわけじゃないんだよね…とよく思います。
すかんちも実働のバンド活動期間てどれくらいだったんだろう?

はい、調べて来ました。
メジャーデビューしてCD出して活動してたのって1990年〜1996年だったんですね。
…ということは。ワシは割と早いウチからCD買っててライヴにも行ってたんだなあと知りました(今?)

最初に見たのは1992〜3年頃?
当時はそういうコンサート(ライブとは言わなかった)には企業の協賛が付いていることが多くて。
おみやげに商品のサンプルとかもらって帰ってたんですよねw
今となっては信じられないことでしょうが、昔は企業の宣伝活動の一環としてバンドのツアーを支援するとか。そーゆー習慣があったんですよ(CM音楽を担当した流れとか、提供番組のEDを担当している縁などで)

で。そのワシが最初にすかんちを見に行った時は旭化成の協賛でw
客席に一個ずつサランラップのおみやげが置かれててですね(^_^;)
ROLLYサランラップ片手にお客さんに向かって、
食品にはサラ〜〜〜ンラップ!!」とコールしてましたw

当時から、ROLYとは音楽的な体験が大いにかぶっている(ROLLYはワシより2歳年下)せいもあって。
ワシは彼に対して非常にシンパシーを持ちながらその音楽活動を見ているわけですが。

当時からすかんちはファンからまで「イロモノ」と見られることが多くて…可哀想でしたね。
ROLLYのやりたいことがずんずん骨身にしみて理解できる同世代人としては。
「なんでココで笑うの?本人は本気でやっているのに」
と戸惑うことも多くて。
すかんちというバンドの素晴らしさとそのあっけない終焉は…苦い思い出の一つになっております。

でも、そのバンドが。
メンバーが車椅子になってでも再び一緒にステージに立とうとしている!
これは…必見ですね。


SHIMA-CHANGのベース、ぶりんぶりんしてて好きだったなあ