山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

運命の輪が回り続けている

と、いうわけで睡眠時間が10時間の日々は続いております(途中一度目が覚めて30分ほど真夜中に起きているが割とすぐにまた「パタリ」と寝ちゃう)
今は一時期ほど手術跡が引き攣れることはなくなって、徐々に徐々に皮膚も筋肉も柔らかくなってきました。
手術後、数カ月おきに何度かコレ(引き攣れ&ロングスリープ)を繰り返しているわけですが。
確かに、この症状の波を超えると「前よりも腕の可動域が広がった」「しびれが消えた」「癒着が解消されてきた」等々の実感があるので、「寝ながら身体を修復しているんだなあ」と理解できます。

手術後すぐは自分がすぐに眠たくなってしまうことへの罪悪感があって、
「こんなんじゃ駄目だ!起きてなきゃ、まだ初号機帰ってきてないのに…!」
とか歯を食いしばって眠いのを我慢していたのですが最近はw

「うー、ネムイ(ぅω-`)さっさとお布団に行くぽよ」
と、どうかしたら8時過ぎには布団に入っちゃう(それだけ図々しくなった)生活を平気でできるようになりましたw
家事を手抜きにすることに対する罪悪感もね。大分、薄らぎましたなー(´ω`)だって、出来ないんだもん。夜、ネムイから。

自分が病気になって気がついたことは。
自分が本当にやりたかった「本当のことを見つめること」が出来るようになったってことでしょうかね。
今まで認めるのが怖い、見たくない、知りたくないと思ってた部分もちゃんと正面から見られるようになった気がします。
その事でワシ自身の人生が生活が変わり果てることもあるかも知れないけど…それを恐れないようになりましたね。
しかも、とっても前向きにw

このしぶとさw
年を取るのっていいものです。
もっと若い時だったら繊細で(ワシだって若い頃は繊細だったんだよ!!)悩んで苦しむよなことですら。
スラっと受け取って、どうかしたら受け流しちゃう。
そんな図々しさが身についた気がします。

そのきっかけが、ワシの病気であり、ボイスの死だったのだと。
今年のワシは理解しましたね。
つまりそれは。色々と大切な物を失ってみて初めてワシが自分の意志で運命の輪に手をかけて、勢い良く回し始めたことなんだという事です。

まさに、運命の輪は今、回っております。
この運命の輪は何処を指して止まるのでしょうかね?
吉と出るか凶と出るか。
でも、サイアク、死ぬことはないでしょうよ。

サイコロを振るのです。
もう運命は止められませんから。